2015年1月18日日曜日

虫と少年

イデンα

季節のことを聞かれたら、私は「夏が好き」と迷わずに答える。その理由は簡単だ。夏には、さまざまな姿を持つ昆虫が出てくるから、虫を見つけやすい。虫たちを捕るのが好きなぼくは、カナダに移り住むまえ、どんな暑い日でも、公園や山に向かい、虫捕りに夢中だった。

まだ子供のころの話だが、自分以外の友だちはみんな、ピアノや武術など、意味ある得意なことを探していたのに、私だけ虫たちの後ろをちょろちょろ追っかけていた。確かに子供は一刻も早く才能を開花させたほうがよかろうけど、虫捕りで自分の青春を無駄にしたとは全然思わない。一見、虫捕りはただの遊びだが、しかし観察力や運動神経などを鍛えるのにすごく役立っていた。虫と多く出会った私は、いろいろな種類の昆虫を捕らえたことから、虫についての知識は、たいていの人より持っているとの自信がある。それに、私は成虫に変えるまえの幼虫を捕ったこともある。あのころの子供だった小さな手で幼虫を育てるのは非常に困難だった。幼虫のための食料や環境などを細かく用意してあげないと、その小さな命は間違いなく「終点」を迎えるだけだ。だから、何回も失敗して、最後にやっと成虫になった奇跡をこの目で見ることが出来ると、その感動は大きい。このように、私は虫を見つけたり、捕ったり、育てたり、観察したりして、虫のことをいっぱい楽しんできた。大満足だ。

entry1cこういう思いから、私はこのブログで好きな虫たちをテーマに選んだ。自分が捕った虫のことを紹介し、虫の捕り方や経験、自分の感想なども書いておく。心の奥に大切に覚えている体験もたくさんある。ただ問題は一つある。このブログの写真はネットから借りてきたものばかりだ。私が虫捕りをやっていたころ、「虫撮り」のカメラは子供の手が届くようなものではなかった。残念でならない。それから、みなさんも虫についてのエピソードを知っていれば、ぜひ教えてください。

ピー・エス:ぼくのプロファイルは、ポケットモンスターのトレーナ「むしとり少年」にする。理由は聞くまでもない。ちなみに、この私でも、蚊と蜘蛛だけは、大嫌いだ。

2 件のコメント:

  1. 中国の虫について書きますよね。私はまだ中国へ行ったことがないから、見たことがない虫が出るかもしれません。楽しみにしています。

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  2. 元気があって、ワクワク感が伝わった。「成虫」する瞬間、見たいものだ。(せん)

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