侍衛士
歌詞4:「東京」 - きのこ帝国
日々あなたの帰りを待つ
ただそれだけでいいと思えた
赤から青に変わる頃に
あなたに出逢えた
この街の名は、東京
These days I spend waiting for your return
I thought that would be enough
When the sky turns from red to blue
Where I met you
In this town called Tokyo
八月の日曜 雨が降って
どこにも行けないなって
時計のアラームを止める
A Sunday in August, rain falls
Looks like I’m not going anywhere
I stop my alarm
昨日の快晴が
嘘みたいにどしゃぶりで
とりとめもない電話
してみたくなるんだ
The clear weather of yesterday
Seems like a lie in this downpour
Some rambling conversations on the phone
I’ve come to want
日々あなたを想い描く
ただそれだけで息をしている
馬鹿げてる馬鹿げているけど
あなたをみつけた
この街の名は、東京
These days I paint you
I know that that’s enough to keep breathing
It’s foolish, I know it’s foolish but
I found you
In this town called Tokyo
八月の日曜 これは全部
夢かもしれないなって
時計のアラームを止める
A Sunday in August, that’s all
It’s probably a dream
I stop my alarm
改札を通り抜けて
家路につくまでの間
とりとめもない妄想をして
不安になるんだ
I pass through the ticket gates
Until I reach the road home
Fantasies tumble in my head
It’s become a problem
まだあなたの心のなか
他の誰かがいるのだとしても
星のない、この空の下では
気づかないふりして隣にいたい
Still, in your heart
I know someone else is there
There are no stars, underneath this sky
As I pretend not to notice, I want to be by your side
日々あなたの帰りを待つ
ただそれだけでいいと思えた
窓から光が差し込む
あなたに出逢えた
この街の名は、東京
These days I wait for your return
I thought that would be enough
Light beams through the window
Where I met you
In this town called Tokyo
翻訳ノート:
知らなかった言葉:
「どしゃぶり」- 大雨、または英語で「downpour」
「とりとめもない」- 特に必要ではない話や考え
「気づかないふりして」 - 現実はそうではないにも関わらず、あたかもそうであるかのように振る舞うこと
僕が初めて日本の音楽に興味を持った頃に、この歌が見つかりました。だからこそ僕の心で特別なものになったのかもしれない。皆さんに考えていただきたいことがあります。誰も心に生きている歌があると思います。その歌はいつ初めて聞きましたか。今あらためて聴くと、どう感じますか。僕はこの歌を聴くと、17歳の思い出に包まれるようになります。学校に通ったこと、気に入ったもの、好きだった人。自分の過ぎ去った人生がもう一回分かるようになります。
音楽の力は、懐かしさ、昔の気持ちを今に思い出させることです。詩も、絵もそのような力を持ちます。でも音楽は音を使います。耳から経験します。これが大切でしょう。
いつもありがとうございます。
すでに驚いたほど凄腕の翻訳者になりつつあるのに違いないです。
返信削除お世辞じゃなくて、本当に、音楽に興味深くて、翻訳業界に携わるべきだ思います。
この際、日本語の歌詞か、英語の歌詞か、どっちが原文か知らなかったほど両者自然で美しいシーンを描くのです。
僕はよくゲームをしながら音楽を聞くので、多い歌は特定のゲームを思い出させます。思い出以外に、歌は感情を感じさせられます。それから、感じてから、その感情を感じた時を思い出します。音楽はすごいですよ。
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