パンダ・プライム
今週は最後ですけど、これまで楽しかったですね。最終週は日本語の大事なテーマについて話したいと思います。日本語がわからない人は「どうして日本語には三つの表記の仕方があるのか」とよく疑問に思います。日本語を習う前、僕も不思議に思いました。英語にローマ字だけでいいですから、日本語もひらがなだけでいいのではないでしょうか?探検しましょう!
ひらがな:
まず、ひらがなはローマ字よりも数が多いですけど、数は問題ではありません。音素の数に焦点を当てるべきです。日本語には二十ぐらいの音素しかないけど、英語には四十以上もあります。また、英語には音とアルファベットの組み合わせがいっぱいあって、単語がいくつも作れます 。一方で、日本人はこの二十音素だけで話すことができます。それでは、なぜ漢字が必要になるのでしょうか。カタカナの後、漢字の必要性について議論します。
日本語には外来語が増え続けているから、他の表記を作る必要がありました。
カタカナ:
カタカナにはひらがなにない音があって、外来語の発音が表現しやすくなりました。例えば:
ファミリー、ヴィジュアル系、ジェイデン、ツイッター、デュアル
それに、カタカナの存在は外来語と助詞、他の言葉を区別するのに便利です。英語には、どの言葉がもともと英語であるのか全然わかりません 。
漢字:
話をするとき、イントネーションやコンテキストをもって同音異義語を区別することができます。でも、書いた文章からはイントネーションが分からず、コンテキストを見つけるのが大変です。そこで漢字の存在が必要になりました。言葉と言葉の間にスペースもないので、漢字がないとそれぞれの言葉を区別しにくいです。あいまいな文章がいっぱいあるので例をいくつか見てください!
「いまのところさんにんきものだ」ーー「今の所さん、人気者だ」、あるいは、「今のところ、三人着物だ」、漢字がないと分かりません。
「ここではきものをぬいでください」ーー「ここでは着物を脱いでください」、あるいは、「ここで履物を脱いでください」。
一方では、漢字を使っていても、あいまいな文章はあります。例えば:
「黒い髪のきれいな女の子」という文章には可能な意味が二つあります。「女の子」は「大人の女性の子供」、あるいは「女の子供」、「黒い髪のきれいな」は「黒い髪で、きれいな」、あるいは「髪がきれいで、黒い」、とちらも可能でしょう。
みなさん、毎週読んでくれてありがとうございました。何か学んでいただけたことを願っています。パンダなしでも世界の探検を続けてください!
バンドのおかげで私はカタカナの天才になりました。(笑)
返信削除漢字はすごく難しいですね。中国語を勉強する時、よく日本語の発音を使わせています。大変だね。(笑)
パンダプライムさんのブログを読んで、勉強になったことがたくさんありました。今になってパッと特定のカタカナが思い浮かばないときもあったことに日本語の難しさを感じます。お互い頑張りましょう!
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