黒帯
最後の戦いが始まろうとしているね。。。そろそろ時間だ。僕のコーチは、「頑張ってね」と言って、座りについた。畳に最初の一歩を踏み出せば、観客は静まり返った。僕は自分に質問をした。よく準備できたか?なぜここにいる?ここは自分の居場所か?戦いが始まろうとして、僕は時々自信の喪失に襲われる。試合がもうすぐ始まる。これらの質問を忘れ、心を空にしなければならない。そして、相手の視線をまっすぐ受け止め、戦いにとりかかる。
八年前、武道の道に入ったから、同じような状況には何回も直面させられた。せっかく準備をしたにもかかわらず、最後になって自信喪失を乗り越えなければならない。それに、訓練や試合の時など、何度も負傷した。気を失ったこともある。そのために、「どうして武道をあんなに一所懸命努力するの?武道を練習することの利点は何だ?」実は、練習をするうちに、目的が変わっていく。最初は、自分をより良くしたかった。武道を学ぶうちに、体と心が強くなってくる。そして、一緒に訓練する人々は、家族のようになってくる。多くの課題を克服し、お互いに戦を繰り返したが、畳から降りたら僕達は兄弟姉妹のようだった。ただ、このような理由はいまでも残っているが、新しい認識も生まれてきた。武道には武道なりの目的がある。つまり、武道を練習するために、武道を練習することだ。他に理由はない。
武道はたしかに多くの点で僕を変えた。特に、闘魂を与えてくれた。いつか皆さんも武道を練習して、同じように感じることがあるといいね。最高の気持ちだ。
僕の思いを聞いてくれてありがとう!さようなら!
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