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厳しい宝塚歌劇団音楽学校の試験に合格して入団したタカラジェンヌは、いつか退団という卒業を迎えます。タカラジェンヌの生活はすごく忙しいです。毎年、ミュージカルに三つぐらい出演するために、稽古をします。それにディナーショーとかに出たり、テレビに出てインタビューをを受けたり、特別なイベントに出たりするなど、忙しくて、ほとんど暇な時間がありません。それに、宝塚にいる間、恋人と付き合うことは禁止されています。一方では、宝塚を卒業したら、宝塚に戻ることはなく、正式の舞台に二度と立つことができません。だから、宝塚に入ることはその人の人生を変えることです。同じく宝塚を卒業することも、それまた人生を変えます。
卒業した元タカラジェンヌは「OG」と呼ばれています。宝塚だけの言葉じゃありませんが、私はこの言葉を宝塚関係ではじめて知りました。「Old Girl」ということです。「卒業したら戻れない」と先に言いましたが、実はOGスペシャルとかが時々設けられます。ただ宝塚ミュージカルではなくて、女優になってほかの舞台に立つことが多いです。それでも、ファンはタカラジェンヌを応援して、そのジェンヌが退団を発表する時はたいていショックで、悲しいです。宝塚の組は家族みたいなので、好きなジェンヌが宝塚から離れて他のジェンヌと一緒にいることがなくなったのはとてもさびしいです。そして、「宝塚の後に何をしますか。女優になってほしいのに、ただ結婚して姿を消すつもりですか」と心配します。
一番好きなタカラジェンヌが卒業する時に、ファンはそのジェンヌの関係のグッズを特にたくさん買って、卒業するジェンヌの最後の公演を何度も繰り返して見ます。以前に宝塚ファンの冗談を読んだことがあります。英語で読みましたが、日本語に訳しておそらくつぎのようなものです。
a:「今、退職のためにお金を貯めています」
b:「えっ、とても若いのに」
a:「いいえ。私の好きなタカラジェンヌの退職のためなんです」
私は一番好きなタカラジェンヌをビデオとかで見てファンになったんですが、ファンになった時に彼女はもう卒業していました。だからそんな「退団の悲しみ」を経験したことがありませんでした。しかし、いま好きなタカラジェンヌが最近卒業しました。日本に旅行して、「風と共に去りぬ」という最後の公演を見ました。実はちょうど今、彼女が女優として演じ続けているが分かりました。安心して、とてもうれしいです。好きなジェンヌを宝塚退団の後でも応援し続けたいです。
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