ジェームズ
こんにちは皆さん。今週、クロアチアの教育について書きます。まず、クロアチア教育に関する基本情報を伝えます。クロアチアの識字率は99.3パーセントです。クロアチアには940の小中学校があります。いちばん古い大学はザグレブ大学で、1669年に設立されました。しかし、これがクロアチアの最初の大学ではありません。これよりはるかまえの1396年に設立したザダル大学がありました。
クロアチアの学校は、すべて無料です。政府はGDPの4.5%を教育に与えていますから、高校と大学は義務教育ではありませんが、小学校から大学までいっさい学費を払いません。しかし、高校に入ることはとても難しいです。それには、3つのステップがあります。
最初のステップは、高校の種類を選ぶことです。三つの種類があって、体育、職業と芸術です。体育では、スポーツだけではなく、科学、数学、外国語なども習います。変な名前ですが、古代ギリシャでは、体育館とは体と脳を鍛える場所だったことから由来しています。いまは、ほとんどの国では、体育館といえば、身体的な運動をする場所を指していますが、頭脳を訓練するところとしての使い方もあります。クロアチアの学生は、目指す方向を決めてから、5つの学校のリストを作ります。一番行きたい学校をトップにリストします。最終のステップは、中学校の最終成績を提出します。成績はポイントに統一され、最高のポイントは80です。それぞれの学校にはポイントに対応する数値が設定され、それに達していなければ入学はできません。クロアチアでは、わずか90の体育の高校しかありませんので、簡単に入れません。
クロアチアでは、教師が十分にいないです。このため、多くの問題があります。学校は定員オーバーです。教育の質は高くありません。教師には低い給料が支払われていますから、教師になりたい人はほとんどいません。給料があがれば、すこし問題の解決になると思います。
先週はカナダの読書週で、クラスがありませんでした。つぎのブログは来月です。読んでくれてありがとございます。
学生たちが一つ高校だけに通いますか。多くの問題があっても、クロアチアの識字率はいいです。
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