リーフ
わたしは今カルガリーに住んでいますが、ダッカという町で生まれ、育ちました。わたしの生まれの国バングラデシュでは、カフェの文化はカナダほど普及していませんが、それでも最近多くの人気を集めています。ベンガルの人々の好きな飲み物は、黒茶です。それには、よくミルクを加えたり、スパイスを入れたりします。そのため、色鮮やかなディスプレーとメニューをもつカナダの喫茶店と違って、通りのあっちこっちに小さなティースタンドが立っています。その周りに簡単な席があって、人々はお茶を楽しみながら、さかんにおしゃべりをしています。
2008年、まだ高校生だったわたしは、数学の勉強のために塾に通わなければならなかったです。わたしと友達は、休憩になると、いつも近くのティー・スタンドに行きました。わたしは、よくそこで塩味のスナックを食べたり、ミルクティーを飲んだりしました。それは、私たちの大きな楽しみの一つでした。あの小さなティー・スタンドのオーナーは、スバーンさんいう30代の人でした。私達は常連の客だったので、時々ただでお茶をくれました。スバーンさんの得意な飲み物は、「Coftea」というもので、とても人気がありました。一杯の飲み物には、四分の三のミルクティーと四分の一のインスタントコーヒーが入っています。その飲み物は、コーヒーの香りとミルクティーのクリーミーな味わいをあわせて持っていました。私があまりにも「Coftea」が気に入ったので、スバーンさんは、Srimongolという町に行ってみたらと勧めてくれました。そこには「7レイヤー・スパイスティー」を飲むことができます。それについて聞いて、とても驚いきました。どうやって7つもの違うお茶を一つのグラスに入れることができるのでしょうか。とても不思議です。「7レイヤー・スパイスティー」をじっさいに飲むために、私はその町に行ってみることにしました。
ある美しい日に、私はあの不思議な飲み物を出す店を訪ねました。それは、広い茶園につながる狭い道の横にあるとても小さな店でした。店のオーナーの名前は、ゴワールさんです。あの特別な飲み物の値段は1ドルぐらいでした。そんなに高くないと思うのかもしれませんが、バングラデシュでは、ほとんどのお茶は約10セントですから、1ドルの飲み物はとても高いです。注文して5分ほど経って、有名なお茶が出てきました。それを見て、私はびっくりしました。それは本当に7つものレイヤーを持っていて、それぞれ違う色を見せていました。しかもそれぞれのレイヤーの味も違いました。それを飲んで、まったく新しいお茶の経験ができました。
私はそれの作り方をゴワールさんに尋ねました。しかし、彼はただ笑っただけで、「これは秘密だよ」と、教えてくれませんでした。とても失礼な質問だったと気づいて、少し恥ずかしく思いました。「ところで..あなたは確実においしいお茶の作り方を知っていますか?」ゴワールさんは、逆に質問をしてくれました。なにかを教えてくれようとしていることが分かって、私はその答えを静かに待っていました。「ティーバッグはまずだめです。」ゴワールさんは教え始めました。「200mlの水に2.5グラムの葉紅茶を入れて、5分間待っておく、それだけです。必要があれば、牛乳を加えてください。それで完璧なお茶です。」神秘的な笑顔でゴワールさんは言いました。私はこの秘密を大切に書き留めました。
確かに7レイヤのお茶が不思議だね。しかもバングラデシュでお茶の値段は10セントだけなんだ。この頃何の値段と思うか。カルガリーでこの飲み物を探して見れば、あると思うか。
返信削除けっこう麦茶らしい色のお茶だな。名前は面白そうだ。でも、スパイスって辛い味なの?コーヒーの香りがちょっと分かるけど、ミルクティーを飲んだことが一度ないんだから、どんな味が出てくるか知りたいのだ。甘い飲み物だといいなあ。
返信削除イデンα