2015年9月24日木曜日

慎重な消費

カルマン

創価大学での留学の一年間、私は物を持つことの負担を実感し、もっと簡単に生きてみなければならないことに気づきました。10ヶ月にわたって、私はずっと同じ小さな部屋に住み、必要な物しか持てませんでした。これを経験し、私はいろいろ考え始めました。カナダでは、だれでも広い家に住み、非常に多くの物を持っています。唯一の心配は物を買うためのお金です。なにを買っても、それを置くためのスペースで苦労することはなく、買い溜めすることがつい習慣になったのです。
 
これに比べて、日本の一般的な家を見ると、使えるスペースはほとんどなく、不要なものを置くところはそう多くありません。わたしは、実際の経験からこのことに気づきました。日本で買ったものの大半は本であり、どれも本当に欲しいものばかりでした。カナダに持ち帰られるように、すべてを一個のスーツケースに入れられるようにしなければなりませんでした。カナダに帰る前、私はこのことについて、ホストファミリーのお母さんに話しました。彼女の説明によると、多くの日本人が本を買うと、それをずっと持っているのではなく、一回読んだら、それを売ったり、捨てたりします。そのため、多くの面白い古本屋があり、有名なのはブックオフです。

entry2-5ブックオフに入ると、棚はきちんと整えられており、客が通路で立ち読みすることを楽しんでいます。ブックオフで買えるものは本に限らず、CDやDVDなども売っています。一部の店には、昔からのビデオゲームまで置いてあります。どの店にも、「読み終わったらお売り下さい」というポスターが貼ってあります。これには、まさに慎重な消費主義が見られます。
 
このような消費の精神は、近年、近藤麻理恵さんが書いた「人生がときめく片づけの魔法」を通じて有名になりました。近藤さんが強調したい大切な概念は、所有物を整理し、本当に必要なものを決めることです。言い換えると、近藤さんは人びとに物の価値を考えさせるつもりです。近藤さんが書いた考えによると、私たちが持つべきものは、自分に価値があり、幸せな気持ちを感じさせてくれるものだけです。このような概念は、同時にとても実用的で、私は強く共感します。カナダで生活するわたしは、日本に住んでいた時のように少ない物を所有し、幸せに生きるようにしたいと思います。

大金持ちなのにかわいそう?

NFL伝道師
 
entry2-2先週は、このブログで世界のスポーツリーグの収入を取り上げました。いうまでもなく、ビジネスである以上、収入のことは重要であり、それが十分なかったら、やがて破産して潰れます。ただし、収入があれば、出て行くお金も避けられません。今週はスポーツチームの一番大きい費用、選手への給料について書いてみます。
 
スポーツ選手はすごくお金を貰っていることは、誰もが知っているでしょう。また有名なスポーツ選手は、いい車に乗り、綺麗なモデルとデートして遊んでいることは、ニュースによく出ています。ただ、スポーツ選手が高い給料をもらうのは当たり前です。選手生命は短いし、怪我する確率も高いです。
 
NFL選手の給料は、他のスポーツ選手と比べてどうでしょうか。スポーツリーグを比較すれば、やはりいちばん収入が多いはNFLです。次は2014年のシーズンでトップ5の給料を払ったリーグです。

リーグ 給料(米ドル)
NFL $45兆
MLB $39兆
EPL $28兆
NBA $23兆
NHL $20兆

NFLは収入が多いですが、給料にもたくさん使っています。一方で先週発表した収入と比較しますと、

リーグ 給料(米ドル) 収入(米ドル) 比率
NFL $45兆 $112兆 40%
MLB $39兆 $90兆 43%
EPL $28兆 $51兆 55%
NBA $23兆 $48兆 48%
NHL $20兆 $37兆 54%

給料が収入に占める割合を見ると、NFLは明らかに少ないです。これを、選手の立場でみるともっとすごいです。次は各リーグの選手生命の平均年数と平均の給料です。
 

リーグ 平均選手生命(年) 平均収入(米ドル)
NFL 3.5年 $200万
MLB 5.6年 $380万
EPL 8.0年 $357万
NBA 4.8年 $490万
NHL 5.5年 $260万

NFL選手の平均寿命は他のスポーツの選手に比べるとすごく短いです。それなのに給料が最も少ないです。
 
NFLは、一番危ないスポーツです。収入が高いのに、選手への給料は少ないし、しかも選手生命は短いです。かわいそうだと思いませんか。この不思議な発見にびっくりしました。やっぱりNFLは面白いです。

悪魔のコアラ

朝シン

今週の動物ショーのスターは、見た目に反して、意外に凶暴な動物です。この小悪魔の名前はコアラ、その語源は「水を飲まない」と言う意味を持っています。ただ、本当に水を飲まないのはメスのコアラに限り、必要な水分は餌から摂取します。大きいオスは水が必要なので、時々水源を求めて水を飲まなければなりません。本当は「水を飲まない」のではなく、ただ長期間に水を飲まなくても大丈夫というわけです。

entry2-3右の写真には、二匹のコアラが写っています。ママコアラは赤ちゃんを抱えています。コアラはポケットがあります、カンガルーに似てるけどコアラのポケットは逆さまだ。逆さまだけど赤ちゃんが落ちません。

コアラは、低栄養餌を食べますから、エネルギーを保つために一日20時間も寝ます。残りの4時間は移動したり、自分の陣地を守ったり、餌を食べたりして過ごします。動物にとって、食事と脳の大きさには関係があって、あまり食べない動物は脳が小さいです。コアラは脳が小さいので、複雑なことができません。例えば野生のコアラに摘み取った葉を与えると、そのコアラは何をしたら良いのか分かりません。いつも木から葉をもぎ取って食べていますから、摘み取られた葉の扱い方は理解できません。すごく面白いです。

ところで、コアラはどうして「悪魔」と言われるのでしょうか。それは、繁殖期のコアラが人を襲ったりすることがあるからです。コアラに気づかないで木の近くまで近づいたら、背中や足を噛まれてしまいます。コアラの攻撃は命まで脅かすことはないが、それでも怖いものです。ですからコアラを見に行ったら、離れた所から見たほうがいいでしょう。「悪魔」と言われる第二の理由は、オーストラリアの「drop bear」という恐ろしい伝説の生き物に似ているからです。

水を飲まない、赤ちゃんを入れるポケット、長い睡眠時間、脳のサイズ、繁殖期の攻撃性など、コアラには面白いところがたくさんあります。ただ、意外なところは一つあります。そのかわいい顔に反して、コアラの鳴き声は豚かゴリラの鳴き声に似ています。このビデオでは、木を奪い合う二匹のコアラ妙な鳴き声とコアラの恐ろしさが理解できます。

自転車の町

発見ガール

皆さん、こんにちは。

前回のエントリーはペルーのじゃがいもについてでしたが、今回は第二弾、オランダの自転車文化を紹介したいと思います。

オランダは、美しいチューリップで有名ですが、「自転車の国」としてもよく知られています。昔から、自転車はオランダ人の生活の一部分であって、その文化を現しているとされています。オランダでは、子供からお年寄りまで、皆が自転車に乗る事ができますし、実際乗っています。それもあって、オランダ人の平均寿命は81歳であって、年配の方まですごく元気です。ちなみに、オランダでは人口より自転車の数が多いと言われ、だいたい平均にして一人2、3台も持っています。

自転車に乗るのはすごく良いことだと思います。自転車は車より便利ですし、良い運動にもなります。そのおかげで、昔も今も、オランダ人の肥満率はヨーロッパの中で一番低いです。これは、国民全員が自転車によく乗っていることときっと関係あると思います。

オランダでは、仕事や買い物に行く時も自転車を使うのが当たり前です。どこに行っても自転車ですので、車用の駐車場より自転車用の駐輪場の方が多く、至るところで目に入ります。さらに、車と違って、自転車はエコな移動手段ですので、環境には優しいし、ガソリンを使わないので、とても経済的だと思います。

entry2-1オランダには自転車専用の道や高速道路がいっぱいあって、混雑しています。写真に写っているように、自転車用の道路には専用の信号まであって、普通の車の道路とは別にあります。自転車の道路は、公園の中を走ったりして、交通事故もほとんど起きません。それから、オランダ人は傘を使いません。皆自転車に乗っているから、傘は危ないですし、不便です。傘の代わりにカッパやレインコートを使います。

オランダの話はここまでです。楽しめましたか?皆さんも、こんどオランダに行ったら、ぜひ自転車に乗って町を観光してみて下さい。

太陽エネルギー

ボ2-

再生可能エネルギーの中で、一番有名なのは太陽エネルギーかも知れない。子供さえ、電池パネルのことを知っています。
 
entry2-6太陽エネルギーは、太陽熱と太陽光です。身近なものは、太陽熱です。人びとはこれを利用して、温室や暖房を建てました。熱を集め、管理して、大事な自然の力を手に入れます。色々な工場は、電力や他の資源の代わりに太陽熱を利用します。農業ではとりわけ重要です。冬の間、もし太陽熱を使わなかったら、動植物が凍死してしまいます。さらに、建物の屋上に太陽熱温水器を設置して生活用水を温めます。

今、太陽の熱だけじゃなくて、光も利用されています。太陽電池中の単体の素子(セル)は太陽のエネルギーを吸収して電子に転換し、それを電池に蓄えます。一つのセルは0.5-1Vぐらいの電圧を転換し、セルをたくさん使えば、高い電圧を作り出すことができます。私たちのまわりには太陽光発電の利用が多く見られます。例えば、カルガリー大学のキャンパスの中の新しい街灯には小さい電池パネルがついています。子ども病院の壁にはたくさんの電池パネルが使われています。最近、太陽エネルギーの懐中電灯や携帯電話の充電器などは、とても簡単に手に入ります。

どうして太陽エネルギーはこれほど人気なのでしょうか。実は、他の再生可能エネルギーと同じく、太陽エネルギーは自然からの恵みで、手に入れやすく、便利な資源です。それに、太陽エネルギーはとくに安定していて、修理費は安く、ほとんどの環境で使えます。

でも実は、太陽エネルギーには短所もあります。まず電池パネルは暗い所で動きません。天気が悪いところ、極夜が起きるところには向きません。それに、大雪とか、酸性雨とかの天気の影響で、電池の寿命が短くなり、そのため、コストが高く、ゴミとなったそれの処理もきちんと対応しなければ、化学汚染になります。つまり、太陽エネルギーは必ずしも環境に優しいとは限りません。

来週は風力発電の話をしようと思います。楽しみにしていてください。

よく食べているもの

ドム

アレルギーの多い僕は、両親と住んでいないから、毎日の食事はたいてい簡単です。実は、僕は簡単な食べ物のほうが好きです。簡単な食事なら、食材がよく分かり、おいしく料理できて、体にいいと思います。

朝ごはんには、重い食べ物を食べません。主にパン、パスタのような炭水化物です。これに加えて、果物やグラノーラを食べます。一番安くて、食べやすい果物はりんごやバナナだと思います。これを食べたら、元気になって、昼ご飯までおなかがいっぱいです。運動やジムで体を動かすときには、プロテイン・シェークも飲みます。でも、たいていのプロテイン・シェークにはラクトース(乳糖)が入っていて、困ります。ラクトースのはいっていないプロテイン・シェークを見つけなければなりません。

それから、僕は朝ごはんのときにお茶を飲みます。毎あさ、どんなに忙しくても、何も食べなくても、かならずお茶を飲みます。僕は夜が遅いから、朝起きるのが難しいです。いつも眠くて、調子が悪いです。でも、お茶を飲んだら、すぐ元気が出ます。

entry2-4昼ごはんや晩ごはんは、学校で買ったり、家で作ったりします。食事は大学で買ったら、一食分を二回にわけて食べます。お金の節約にもなります。家で作る食事は、やすくて、おいしいです。これでもっと勉強する時間ができます。それから、安い食材はたいてい体にいいです。僕はいつもスターフライを作ります。

自分で料理したほうがいいと信じています。料理は創造的なことで、おいしいものは、大切な人に(自分にも)喜びをもたらします。それに加えて、自炊したほうがお金を節約できます。ちょっと時間がかかるだけです。

映画は素晴らしい

エドです

私は日本語を勉強し始めてから、日本のメデイアに触れるようになった。音楽だったり、ニュースだったりするが、とくに映画を観ることが多かった。

映画というのには、多くの人が関心を持っていると思う。人と初めて出会って自己紹介をするときに、趣味は映画を見ることだという答えが少なくない。それはなぜかというと、映画には自分が歩んでいけない道、あるいは今までの人生と違う道を、仮想の中で踏み出すチャンスを与えてくれる要素があるからだ考えられる。

entry2-7つい最近、「ツレはうつになりまして」という映画を観た。この映画は、ある夫婦が、夫の鬱病の問題に二人で努力して乗り越えるという話だ。そして、鬱病の特徴についても見せてくれた。私は今まで鬱病についてそんなに深く考えたことはなかったけれども、この映画のおかげで色々考えさせられて感動した。

この映画を見ている最中に、気が付いたことがあった。それは、もし日本語を勉強していなかったら、この映画の言っていることを知る由もなく、映画の教訓も勉強することがなかったということである。それで思ったのは、言語習得につれ、自分の言語の世界に制限されることなく、別の世界へ飛び出す機会を手にしたということである。自分の理解できる言葉で映画を見ることは、別世界を味わうことである。翻訳された言葉で映画を観ることもできるだろうが、もともとの言語で見ていたら、その倍ぐらいその世界を経験することができるのではないかと思う。

2015年9月17日木曜日

NFLに夢中

NFL伝道師
 
image2このブログには、私の大好きなスポーツであるアメフト(アメリカン・フットボール)について書きます。アメフトと言えば、アメリカのNFLが世界一のリーグです。私には色々な趣味を持っていますが、あまりじっとしていられない性格なので、ゆっくり楽しむものはほとんどありません。しかし読書とNFLだけは特別です。私はどんなに忙しくても、NFLを見るためなら必ず時間を作ります。
 
北米には大きなスポーツのリーグが四つあります。アメフトのNFL、アイスホッケーのNHL、野球のMLB、それにバスケットボールのNBAです。中でも、NFLは北米だけではなく、全世界で最も収入の多いスポーツリーグです。つぎは、2014年のシーズンでのトップ5の収入をもつリーグです。

リーグ スポーツ チーム数 収入(米ドル)
NFL アメフト 32 $112兆
MLB 野球 30 $90兆
EPL サッカー 20 $51兆
NBA バスケットボール 30 $48兆
NHL アイスホッケー 30 $37兆

これらのスポーツリーグを比較すると、色々と面白い違いがあります。一番大きいのは、試合の時期と試合の数です。

リーグ 始まる時 終わる時 試合数
MLB 4月 10月 162
NBA 10月 5月 82
NFL 9月 2月 16
NHL 10月 6月 82

他のリーグに比べると、NFLは試合数が極端に少ないです。こんなに少ない試合をもって最大の収入を作り出していることは、すごいと思います。また、収入だけではなく、それぞれのチームにとって、一つの試合の意味がとてつもなく重いです。一つの試合の比率は、そのシーズンの6.25%(1/16)です。同じ数値で言えば、NBAやNHLでは1.22%、MLBとなると、たったの0.62%です。NFLでは、一つの試合の勝ち負けは、それこそ全シーズンの結果を影響します。他のリーグではたくさんの試合があって、一回の結果はそこまで重要ではありません。私には、この一つの試合の重要さがNFLの魅力だと思います。

やっかいなアレルギー

ドム

一度会っただけの人は気づいてくれないでしょうけど、僕は多くの食べ物にアレルギーを抱えています。シーフード、たまご、それにナッツや牛乳、どれもだめです。中でも、牛乳は一番困っています。ヨーグルト、アイスクリーム、チーズなど、牛乳がはいっているものなら、1グラムでも食べたら、すぐ薬を飲んだり、病院に行ったりしなければなりません。でも、学生だから、友達といっしょにレストランに行くことがよくあります。そういうときは気をつけなければなりません。食べられるものを見つからない時には、店員に説明して、何かを勧めてもらいます。ふつうの人にこれを言うと、きまって「はぁぁ?!何を食べているの?!」と戻ってきます。

考えてみれば、たしかに大変です。でも、僕は子供の時からずっとこんな体質です。あの時はもっと大変で、両親は牛肉さえ食べさせてくれませんでした。いまはもう慣れてきて、対応も分かっています。それに加えて、最近は代わりになる食べ物が多く出ていますから、そんなに困りません。

ViewAttachment (3)写真に出ているのは、アレルギーの食べ物の代わりのものです。僕はこんな食べ物を大人になるまで知りませんでした。これを見つけて、とてもうれしくなりました。ちょっと不思議ですが、僕にとってだめだったものが食べられるようになった感じは、例えて言えば、車の運転を覚えるようになったのに似ています。この写真は、牛乳がはいっていないマーガリンです。普通のアイスクリームやマルジャリーンを食べたことがないから、ほんものとの味の違いはよく分りません。でも、弟は「変な味がない」と言っています。

食べられないものの代わりがさらにあります。例えば「オレオ」というクッキーがあります。ちょっとおかしいですが、オレオのクリームフィリングには牛乳がぜんぜんはいっていません。

たくさんのアレルギーを持っている僕ですが、生活がよくないと言うわけではありません。食べられないものより食べられるものが多く、そして体にいい物をたくさん食べています。

再生可能エネルギー

ボ2-

皆さん、こんにちは。私はボ2ーです。専攻は日本語ですが、科学技術にもとても興味を持っています。すこし前、スペイン語のクラスで風力発電についてのレポートを書いたので、再生可能エネルギーのことを少し習いました。近年、枯渇性資源は注目を集め、世界中で議論される課題の一つになりました。例えば、化石燃料を使えば、残ったものには人体に有害な物質があり、さらに一部の物質は環境を破壊します。私たちはこの唯一の地球を守るために、エネルギーのことをよく知っておくのは大切だと思います。だから、このテーマに関して面白いことを皆さんに伝えたいです。

image3再生可能エネルギーのことをニュースで見たり、本で読んだりしたことがあるかもしれません。でも、いったいどんなものが再生可能エネルギーでしょうか。ウィキペディアによると、永続的に利用できて、自然の力で補充されるエネルギーとして、太陽エネルギー、水力発電、風力発電、潮力発電、波力発電、海流発電、地熱発電、バイオ燃料、バイオマス、それに地中熱です。その中で、一番使用されているのは太陽エネルギー、風力、水力、バイオマスと地熱発電です。

再生可能エネルギーは環境に優しいのに、どうして今でもあいかわらず枯渇性資源がよく使われているのでしょうか。技術が新しい、そして対応の機械を取り換えるにはコストが高いというのが、その主な理由でしょう。それに自然の力を使うエネルギーは安いですが、安定性は低いです。安定したエネルギー源を求めることは、今の科学研究の最優先課題です。

今週からの十二週間、私は十種の再生可能エネルギーについて、その特徴、長所と短所を紹介します。どうぞ楽しみにしてください。

インカの宝箱

発見ガール

私は、じゃがいもを食べるのが大好きです!

料理をする時もじゃがいもを使う事が多いです。しかしながら、世界中の多くのじゃがいもがペルーから来ている事は知りませんでした。実は、去年だけでペルーから450万トンのじゃがいもが世界中に輸出されています。

元々、じゃがいもは南アメリカで生まれ、広がった野菜だと言われています。しかし、じゃがいもは野菜ではなく、地下茎であり炭水化物なのです。

また、インカの人々は、じゃがいもを主要食材としてだけではなく、他にもたくさん使い道を持っていました。例えば、骨折した時には、じゃがいものスライスを傷口に置き、回復を手伝うために使っていました。その他にも、じゃがいもは色々な病気を治すために多くの薬に含まれていたと言われています。

現在、ペルーには4,000種類以上のじゃがいもがあり、それぞれ色や味、形や硬さが違います。ペルー料理はじゃがいもを多く使いますが、種類によって味と印象が大きく変わってきます。

image1一番多く使われるじゃがいもは白いじゃがいもと黄色いじゃがいもです。黒いじゃがいもも多く使われますが、皮をむくと普通の黄色いじゃがいもと変わりません。ちょっと変わった種類の中には、紫や赤いじゃがいもがあります。これらは色が鮮やかなので、ポテトチップスとして使われるのが定番です。

今、日本でもペルーのじゃがいもが大人気です。「インカの目覚め」と言うじゃがいもが特に有名です。ペルーではこのじゃがいもを「Papa Peruanita」と言い、ペルーの代表料理に多く使われています。

ペルーに行った際にはぜひ、色んな種類のじゃがいものを試してみて下さい。

ラッコちゃん

朝シン

こんにちは、朝シンです。

この世界には、いろんな動物が住んでいます。理科の勉強をしていた私は、動物のことにすごく興味を持っています。動物が好きで、面白い情報をたくさん集めています。それを皆さんと分かちあいたいから、このブログで小さな「動物ショー」を披露したいと思います。

最初に登場してもらうのは、アサリを自分の腹の上で叩き割って食べることで有名な、可愛らしいラッコです。ラッコはすごく愛らしい動物だから今週のタイトルは「ラッコちゃん」。

ViewAttachment右の写真を見てください。すごく愛らしいでしょう。しかし、ラッコはじつはとても変わった動物です。その理由は、獲物の捕り方や生殖行動にあります。海で暮らす哺乳類のほとんどは、口と牙を使って食べ物を捕えるのですが、ラッコは主に前足を使います。ラッコは石を動かしたり、カタツムリを集めたりして、魚を捕まえます。さらに、ラッコは後足の近くにポケットのようなものを持っています。海底で捕った獲物をそこに入れて、水面に上ってきてゆっくり食べます。最初はあまり気にしませんでしたが、よく考えてみると、ちょっと信じられませんでした。

ラッコの生活は、簡単に言えば食べることと、毛づくろいをすることです。ラッコにとって、毛皮をきれいにすることはすごく大事で、きちんとしなければ、凍死する危険さえあります。食べものの量も驚くばかりで、一日に自分の体重の四分の一ぐらいになります。60キロの大人が16キロのハンバーガーを食べてしまうという計算になります。

ラッコと言えば、二匹のそれが仲良く手を繋いでいることを思い浮かぶことでしょう。しかし、そのような愛らしい様子に騙されてはいけません。ラッコの生殖行動は本当に恐ろしいです。オスのラッコはメスが見つからない場合、若いアザラシなどラッコに似ているものと交尾してしまいます。オスラッコの交尾活動は激しすぎなんですから、それでメスが死んでしまうことさえあります。オスのラッコは交尾時期に恐ろしい生き物ですが、でもそれ以外にすごく可愛いです。

今回の動物ショーはここまでです。ラッコのことをもっと知りたいなら、このリンクをクリックして「手つなぎラッコ」をご覧ください。

冒険の始まり

カルマン

12歳の時から、私は日本に興味を持ち始めました。中学校の間、あまり時間がなく、日本について勉強することができませんでしたが、高校生になってから日本語を学ぶことにしました。本屋で買った辞書を買い、勉強してみました。漢字を覚えることが好きでしたが、そのうち、大切なものを見逃したことに気づきました。日本語の大切な一部分であるひらがなでした。それの書き方や発音を覚えてみると、漢字も非常に覚えやすくなりました。

ViewAttachment (2)2008年の夏、高校を卒業し、一人で日本に行きました。私の家族には、日本のように遠い外国に行った人は一人もおらず、非常にユニークな経験でした。あの時、日本語をほとんど知りませんでしたが、それでもなんとか対応できました。私は、日本語の本を買い求め、少しずつ読んでみました。その中の一冊は「ハリーポッター」でした。自分がよく知っている内容だと、日本語で読んで読解できました。その時から、日本語を流暢に読めるように毎日努力を続けました。今、あの時のことを思い出しますと、自分の読書能力がかなり上達したと感じています。

最初の東京は、英語を話せるツアーガイドに頼まなければなりませんでした。東京のような所では、観光客が一人でいると、すぐ道を迷ってしまいます。しかし大阪に行った時、手に持った地図だけで大阪城やユニバーサルスタジオジャポンを見つけることができました。非常に自信になりました。

2008年から今まで、私はお金を節約して年に一回必ず日本に行きました。これらの旅行の経験は、非常に大切です。さらに専修大学で一ヶ月の留学に参加し、奨学金をもらって創価大学で一年間勉強することができました。非常に幸せです。私は日本の多くの場所を尋ね、毎年の旅行は私に日本の文化、言葉、それに日本の精神についてたくさん教えてくれました。私の日本語能力が少しずつ上達し、一人の人間として成長しました。去年、創価大学の授業を取っていた間には、両親が私に日本語で考えられるかと聞きました。時々そうだったのだと気づいて、びっくりしました。

読書で視野拡大

エドです
 
初めて日本語を勉強しようと決めた時、こんなにもたくさんの知識や新しい経験に出会い、自分でも分かるように成長できたとは思ってもいなかった。私が想像していた言語習得とは、ただ覚えた単語を日本人に向かって適当に発射し、その変な言い方を理解してもらったり、あるいは笑わせたりするというぐらいのことだった。勉強する理由はただ、それは人を笑わせるという単純なものだった。それに、日本語力にはあまり期待せず、日常会話くらい話せたらいいと思っていた。しかしながら、勉強し始めてから4年経った今は、なんとなくかなりのレベルに上がってきた。
 
会話力はともかく、一番上達したのは読める漢字の数である。今まで読むことに力を入れて、話すことを取りあえずおいてきたのだが、今振り返ってみるとそうしてよかったなと思う。なぜかというと、読める漢字を増やすことで、日本の文章に触れることができたからである。つまり、日本の本を楽しめるようになったのだ。
 
11001772_406129616215424_4600994188686102375_n日本の本を読むことは、私の一つの楽しみであり、英語だけでは得られない大事な情報源である。例えばこの夏、日本人が書いた心理学の本を読んでみた。以前にも心理学の本を読んだことはあるのだが、日本人が書いたものを読むと、これまでとはまた違う視点から物事を捉えることができるし、ものごとを考える視野を広げることができる。また、カナダで育った私は日本人である筆者の立場になって考えることができて、二つの文化のありかたとその違いを実感できた。
 
それに、英語に翻訳された本よりも、元々の言葉で原作を読んだほうがその本の本質をつかめられるのではないかと私は思う。