肥満症（ひまんしょう）

安藤龍

こんにちは、皆さん。

また一週間でしたな。先週、僕はうつのことを話しました。そのけんこうもんだいは日本にはたくさんあります。今度、アメリカとカナダのけんこうもんだいのことを話します。もしアメリカとカナダに住んでいれば、肥満症（ひまんしょう）のことをいつもニュースなどで聞いているでしょう。こう書いている僕もちょっと太っています。

カナダの成人の中で、十パーセントから十二パーセントの人が肥満症に悩んでいます。でもどうやって肥満症だと分かるでしょうか。体重（たいじゅう）と脂肪（しぼう）の比率（ひりつ）を使う。男性の場合、体重と脂肪の比率が二十五パーセント以上でしたら、肥満症です。女性は、体重と脂肪の比率が三十パーセント以上は肥満症です。健康な比率は、男性は十五パーセントから十八パーセント、女性は二十パーセントから二十五パーセントです。いろいろな測定（そくてい）の方法があります。でも一番人気なのは、BMIと言います。BMIは身長（しんちょう）と体重の比率（ｋｇ/ｍ２）です。BMIが三十以上は、肥満症です。

皆さんは、肥満症になぜなるのか知っていますか。今せつめいしてみます。運動しない人はほとんどひまんしょうになります。もちろん食べ過ぎることも、原因の一つです。遺伝（いでん）のせいだと言う人がいますが、じつはそんなことがありません。肥満症は病気ではありませんが、でもほかの病気が肥満症から出ます。そのような病気はいつも大変です。心血管疾患（しんけっかんしっかん）、糖尿病（とうにょうびょう）、関節やほねの問題も出ます。

どうすればいいでしょうか。毎日、手のひらサイズの肉と、皿三分の一の炭水化物（たんすいかぶつ）を食べれば大丈夫です。野菜は、食べ過ぎることがありません。すでに太っている人はどうすればいいでしょうか。間に三十分の運動を四回すればいいでしょう。そして薬もあります。外科手術（げかしゅじゅつ）も出来ます。ただ、手術をすれば、栄養不足（えいようぶそく）になりやすいです。

Obesity Canada