ジョン
日本映画にとって、70年代は非常に興奮的な時代だった。そのころ、テレビが普及し、映画観客の数がだんだん減りはじめた。そのため、映画館は、それぞれの魅力を出すために努力した。なぜなら、便利なテレビに対して、映画館には映画館しかできないものを持っているからだ。つまり、日本の70年代の映画観客は、それまでには期待できなかったものを手に入れられた。今日のテーマである「子連れ狼・子を貸し腕貸しつかまつる」はその辺の事情をよく現している映画である。
江戸末期に、公儀介錯人は、徳川幕府でのりっぱな仕事である。「拝一刀」(おおがみいっとう)は、その役目を持ち、みんなから羨ましがられた。これに柳生一族の問題が絡んだ。彼らは幕府の刺客人だから、将軍の家紋を着る権利がない。そのため、柳生が裏柳生にわなをかけて、拝とその家族の断絶を企む。その結果、幕府が切腹を命じた。普通なら幕府の命令は絶対なことだ。しかし、裏柳生の仕業に拝は深い恨みを持っている。そのような運命の事件のため、拝と大五郎というの息子は冥府魔道の旅に赴いた。
チャンバラ映画の中で、私はこのシリーズが一番気に入った。なぜかというと、「子連れ」は恨みの物語だからだ。恨みの話なら、思い切り主人公を応援できる。そして、第一の「子連れ」はそのような気持ちをしっかりと奮起させた。理由はあまりにも多い。最初に言わなければなれないことは若山富三郎(わかやまとみさぶろう)の演技だ。その名前は第3回のブログで触れたから覚えているだろう。1972年、若山が男優と武道家として成長し、世に認められた。若山の演技はずっと前から確認したが、今度の剣術は作品に高い価値を与えたと思う。彼のおかげで、りっぱな拝という人物が完成できた。それに、「座頭市物語」の三隅研次が監督を勤めた。今度は「用心棒」みたいなストーリではなくて、「子連れ」というテーマが取り入れられた。このテーマは楽しいから、広く好かれた。
でも、チャンバラはやっぱり「チャンバラ!」の音が出なければならない。そこでも「子連れ」は大成功だった。私はこんなに血が流れているチャンバラを見たことはない。その後の「子連れ」作品を別だが。これを見ると、「日本人は本当に働きすぎだ」と思わざるをえない。なぜなら、体のなかの圧力がかなり高い。一人の武士を斬ったら、血が遠いところまで飛び散る!丸で人間スプリンクラーだった。その外、息子のベビーカーには武器などが隠されている。それがとても面白いアクション場面になった。そのことを撮影すると、間違いなく面白い。それが立派に撮影されたのだから、素晴らしい。
「子連れ」は一つの作品で終わるのではなく、チャンバラの血だらけの魅力を発散するシリーズになった。それにしても、シリーズ第一編のこの映画から見てください。
江戸時代について勉強しました!幕府について少し知っているので、おそらくこの映画を見ましょうね!ジョンさんの文章スタイルはすべての映画が面白くなると思います。僕は面白い昔の映画が知らないですから、ジョンさんのブログを読んだ後、いくつかの面白い映画を知るようになりました。
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