ダスティン・パステー
2020年の東京オリンピック大会のために、ザハ・ハディドは東京の国立霞ヶ丘陸上競技場のデザインを作りました。この新しい建物の面積は290,000平方メートルです。これに対して、カルガリーのサドルドームはたった44,000平方メートルです。中国の北京国立陸上競技場でさえ254,000平方メートルです。国立霞ヶ丘陸上競技場は、もともと総工費は一千億円ですけど、新しい予算は3千億円です。広すぎて、高すぎますから、ザハ・ハディドのデザインは小さくさせられることになるが、基本は変わりません。
僕はザハ・ハディドのこのデザインが好きになれません。日本の景色の中で、ザハ・ハディドのデザインはあまりにも人為的だと思います。建築は、まわりの自然や都会の生活に一体となるようにしなければなりません。デザインの画像を見た時、まるで巨大な自転車のヘルメットを東京に被せたような感じでした。この空想小説風の巨大な建物は、東京の景色を圧迫しています。ただこの新国立競技場が嫌いだと言っても、宇宙船みたいですから、それまた面白くて、また可笑しな建物です。ザハ・ハディドのデザインの最大問題は東京の景色には合わないことです。建築家のありがちな問題は、町の景色を勉強しないでデザインすることです。そうなれば醜い建物を建ててしまいます。他の大都会なら、このザハ・ハディドのデザインが好かれるのかも知れません。
色々な人がザハ・ハディドの新国立競技場に批判的です。一方では、1889年に建たれたあのエッフェル塔も、当時は大いに嫌われましたが、いまは世界で有名な建て物となれました。新国立競技場もいまは非難されていますが、ほんとうに建ったら、将来、東京のシンボルになるのかもしれません。いずれにしても、僕は東京の中にあるザハ・ハディドのデザインが場違いだと思います。
その建物は、私にカルガリの「Peace Bridge」を思い出させます。カルガリにとって、「Peace Bridge」の建築も景色には合わないことだと思うんです。
返信削除スモー
あなたのブログは面白いですが、正しくなしです。建築家について、この新しいデザインは現代の興味だと思います。スカイツリーを見たことがありますか。同じ宇宙船みたいの状況ですね。もちろん今このデザインは高すぎて、かわらなきゃなりません。でもこのデザインは場違いじゃないです。
返信削除