ライン
再度のご来園ありがとうございます。今週も工場ランドにようこそ。今回は酪農製品のチーズの製造過程について話したいと思います。
チーズが好きな人はたくさんいると思います。クラッカーにのせてそのまま食べる人もいれば、溶かして別の食材と合わせる人もいるかと思います。では、チーズはどうやって作られるのか皆さんは知っていますか。チーズは二種類に分かれています。ナチュラルチーズは菌や酵素が生きているので独特な味わいがあり、プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱殺菌しているので長期間保存できます。この工場で最も作られているチーズはモッツアレラという熟成させないフレッシュチーズですが、チーズの本場、イタリアとフランスでは熟成期間が18ヵ月から3年以上の硬いものもあり、長く熟成するほどさらに旨味と香りが深まります。中にはハエの幼虫を使って熟成する「カース・マルツゥ」などがあり、食べる時は目を隠すことをお勧めします。チーズは罪深い珍味です。
それでは、まずはモッツアレラチーズの製造過程を紹介します。主な原料の牛乳をチーズバットと呼ばれる大きなタンクに注ぎ、乳酸菌と酵素を混ぜ入れます。しばらくすると乳清とカード(チーズの素)に分かれます。カードを細かく切った後、よく混ぜてさらにカードと乳清を分離させ、乳清を抜きます。カードをチーズ成形機に投入し、約90度のお湯と塩で温めながらお餅のような粘りが出るまでゆっくり練ります。丸い型につめ、水を流して冷やします。こうしてモッツアレラチーズが出来上がります。場合によっては、乾燥を防ぐため、水をいれたり、もしくは細長く切って包装します。これで私たちがスーパーでよく見かける形になります。
いかがでしょうか。これを読んだ後、チーズに関する知識が増えるとうれしいです。では、また来週お会いしましょう。
チーズが大好きです。ラインさんのブログは勉強になりました。フランスにいる間に、チーズプラッターを食べたかったけど、食べられませんでした。残念でした。
返信削除チーズは本当に罪深い珍味ですね。私はたくさんチーズを食べる時、やめろうと頼まれます。(笑)
僕は乳糖不耐症があっても、チーズが好きで、いつでも食べたいです。それで、このブログを読みながら製造工程を習って、嫌だったら、悲しくなったかもしれません。それから、嫌じゃないから、よくて、嬉しくて、今チーズを食べるつもりです。
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