築地の朝

ティム

先週の週末、東京では吹雪がありました。土曜日に一日中雪が降って、気温は寒くなりました。全部で雪は十センチ降りました。カナダで十センチはたくさんじゃないです。だが、東京でこんな吹雪は二十年ぶりです。土曜日の朝、銀座のクラブでセキュリティーの仕事をしまして、三時に終わりました。
 
三時には始発の電車はまだ来ません。同僚はクラブで待つことにしました。しかし待つことはつまらないので、私は出かけました。雪が降っていて、歩いて知らないうちに築地に着きました。築地は新鮮な魚がたくさんあることで有名です。釣り人は毎朝魚を運んできて、築地や別の港でこれを売ったりしています。魚のオークションは四時から始まります。お客様はここで仕入れた新鮮な魚をレストランなどで使います。そのため、築地のそばにある寿司屋は一番美味しいそうです。
 
魚のオークションは築地の倉庫の中ですから、そこの人に場所を聞きました。その答えは忘れられません。「まず左に曲がり、つぎに神社で右に曲がって、まっすぐ行くと築地の倉庫だ」と言われました。降り積もる雪の中を築地魚の倉庫の路地に入りました。小さいトロリーみたいな車は新鮮な魚を運んでいきました。とてもにぎやかな市場でした。

築地の倉庫の一番忙しいのは午前四時です。皆は急ぎました。魚の血や腸はたくさん流れていたんですから、雨靴を履かなければなりません。私は仕事が終わったばかりで、普通の格好でした。でも問題がありません。魚の倉庫のお手洗いには靴を洗う専用の機械があります。お手洗いに入ったら、靴にくっついた魚の血や腸をきれいに洗い流します。
 
築地では色々な魚を買えますから、お店の食品はいつも面白いです。例えば、蛤や鮪や烏賊を買えます。倉庫の外にも魚があります。寿司職人は築地で特別な刀と台所の道具を見つけます。もし魚があまり好きじゃないのなら、有名な卵焼きや海苔を出す店もあります。

行った時はずっと吹雪でした。でも、築地の漁師の言葉や生活様式は優しかったので、温かく感じました。
 
わたしの撮った写真です。どうぞご覧ください。