ボ2ー
雪氷熱利用(雪熱利用、雪冷熱エネルギー利用、雪氷冷房、雪冷熱冷房を含む)は、再生可能エネルギーの一種だと知っていますか。雪などの冷たい特性を直接に利用するのは雪氷熱利用です。
雪氷熱利用が他の再生可能エネルギーと違うところは、発電できないんことです。ただ、使い方は簡単で、発電機やタービンを動かす必要もありません。一般的に、雪氷熱は部屋の温度を調整するためで、工業にも使います。雪氷熱の利用形態には、空気循環方式(くうきじゅんかんほうしき)、融解水(ゆうかいすい)の熱交換による方式、冷凍機のヒートダウンによる方式(冷凍設備)があります。空気循環方式には、雪室や氷室などの自然対流方式と、全空気循環方式を使う雪冷房があります。自然対流方法は機械の必要がなく、雪を使って屋内の温度を保ちます。「全空気循環方式」は送風機を使い、雪冷房の空気を室内に送風します。雪解け水は、塵と水溶性ガスを除去してエアコンに使い、人間にも環境にもやさしいです。融解水と冷凍機のヒートダウンも雪解け水を使い、濾過して熱交換器で冷気に転換し、部屋や機械を冷めます。
今、雪氷熱は工業以外、農業にもよく使われています。農産物の鮮度保持と食品の低温発酵(ていおんはっこう)には特に安くて便利です。大雪が降ったら、それを貯雪ピットに集め、遮熱断熱(しゃねつだんねつ)シートで覆えば、夏まで保存できます。それで、電力を使わないで食べ物を新鮮に保ちます。
気候の理由により、日本の雪氷熱利用倉庫や冷房は大抵北海道にあり、新千歳空港にも雪冷熱供給施設があります。新千歳空港の貯雪ピットの面積は20000ⅿ²で、貯雪量は毎年120000~240000ⅿ³です。2010年から毎年5月から9月まで、この貯雪ピットから冷気が提供され、電力を節約するうえ、CO2の排出も削減されています。
雪氷熱エネルギーは他のエネルギーと違い、大雪が降る所でしか使えません。だが、廃棄もの(雪)を利用しするので環境には優しいです。もっと広く活用したいです。
ボ2ーさんのエントリーはいつも難しいけど、おもしろいですね。今回のは特におもしろかったです。雪氷熱利用が再生可能エネルギーだとは全然知らなかったです。人間はどんどんいろんな地球を守るための発想ができて本当にすごいと思います。
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