アニメと歴史

円環の理

皆さんはアニメが好きなら、「萌え」ということを多分知っています。可愛い女の子のキャラクターは「萌えキャラ」と呼びます。普通の二次元アニメにはたくさんの萌えキャラがありますが、三次元の人間や物も萌えキャラになることがあります。歴史の人物、戦艦、そして城も萌えキャラになって、ゲームとアニメの中で活躍しています。アニメと萌えカルチャーがすきなら、多分歴史に興味を持つようになるでしょう。

1337年、エドワード3世はフランスへ挑戦状を送付しました。そして、英国とフランスの百年戦争が始まりました。フランスの指揮系統は統一できず、戦術は規律のない騎馬突撃のみで、長弓を主力とした作戦行動を採るイングランド王軍に負けました。フランス軍は敗北するばかりでした。しかし、この暗い時代にジャンヌ・ダルクと言う少女が現れました。彼女はフランスの軍隊の将軍になって、英国軍を撃退しました。フランス人はジャンヌ・ダルクを聖女、救世主と呼びました。ジャンヌ・ダルクは萌えキャラになって、グランブルとシャドウバースの中に現れました。彼女は歴史の通り、民衆を救うために、将軍の任を負いました。しかし、ゲームの中で、彼女は英国軍ではなく、ドラゴンや悪魔と戦います。ジャンヌ・ダルクは凄くかっこいいし、可愛いお姉さんの姿になりましたから、人気は高いです。私はグランブルとシャドウァスの中で、ジャンヌ・ダルクが一番好きです。

戦国時代は、15世紀末から16世紀末にかけるもので、戦乱が頻発しました。室町幕府の権力は完全に失墜し、全国各地に戦国大名と呼ばれる勢力が現われました。最後に徳川家康は征夷大将軍になって、戦国時代が終わりました。「織田信奈の野望」と言うアニメはこの時代を背景に取りました。このアニメで、戦国大名は全部萌える女の子になりました。そして、天下を取るために戦います。大名は、それぞれに萌えポイントを持っています。例えば、徳川家康は可愛くて、照れる子供です。武田信玄は強くて、かっこいいお姉さんです。でも、このアニメは歴史と違います。最後に今川義元が征夷大将軍になりました。私は戦国時代に興味がありますから、このアニメも大好きです。

こんなアニメを批判する人は多いですが、アニメを通して歴史に興味を持つようになった人もいます。歴史に興味を持ってもらうために、こんなアニメは悪い影響だと思いません。