2018年3月6日火曜日

プロパガンダ映画

ミッチ

すべての映画は理想やイデオロギーの結果です。差し障りのないスターウォーズにさえはっきりしたイデオロギーがあります。エピソード6の可愛いイウォークはテディベアみたいですが、強い銀河帝国の軍隊を倒しました。監督によると、実はベトナム戦争を喩えようとしたものです。この例からすると、監督は内政不干渉のイデオロギーを持っています。ただでさえ映画はイデオロギーを持ていますが、プロパガンダ映画はもっと明白です。僕はそんなに見ていませんが、読者にちょっと考えてもらいたいです。今度映画を見たら、それはどんなイデオロギーや理想を訴えようとするのか、気づくのでしょうか。

先週は、わざわざバカな映画を見ました。今週のテーマは「プロパガンダ映画」で、まるで「クソ映画第2」です。今回とりあげた映画は、「If Footmen Tire You, What Will Horses do?」(本当にカタカナでタイプしたくない)。タイトルは多分聖書に関係があるでしょうけど、詳しくは知りません。エスタス・パークルという牧師がキリスト教を広めるために作製しましました。この監督は面白いです。かれは旧エクスプロイテーション映画監督でした。つまり、お金のために映画を作りました。あの映画は1972年に作られた、グロやおっぱいのことばかりでした。ただ、この映画にはおっぱいがありませんが、絶対に人を震駭させるグロがあります。例えば子供の耳を棒で刺し通すシーンがあります(特撮だとありがたいです)。

ストーリーはばかばかしいです。アメリカはキリストの教えを守らないから、ソ連に侵略されました。共産主義者はクリスチャンを拷問し、殺します。共産主義者の話し方には強いアクセントがあって、すごくバカです。ロシア語なまりのはずですが、どう聞いてもイタリアかテキサスのアクセントです。前の記事では、Tommy Wiseauのアクセントに触れましたが、母国語が英語じゃないのでまだ分かります。でも今回は言い訳ができません。他のバカなことは、映画が述べる「歴史」です。例えば、それによると中国では共産主義者が5000万人のクリスチャンを殺しました。この数はちょっとおかしいのでしょう。中国にはすでにそんなたくさんのクリスチャンがいたとは知りませんでした。

Youtubeでこの映画を見ることができえますが、シネマスノッブのレビューの方が面白いです。

似たようなことで、この動画を見れば、神様ではなくフィデル・カストロ崇拝になるかもしれません。

他のプロパガンダ映画:
地道战 (1965、中国)
意志の勝利 (1935、ドイツ)
戦艦ポチョムキン (1925、ソ連)

0 件のコメント:

コメントを投稿