シェリー
今週の作文もひき続き、日本国内および海外において、日本語を母語としない人を対象に日本語能力を認定する検定試験について書きます。
日本の大学に入学しようとする外国人留学生が必要な日本語力および基礎学力を評価する試験は、「日本留学試験」(英語:Examination for Japanese University Admission for International Students、略称はEJU)です。
EJUは日本の大学が外国人留学生を選考する試験です。日本語を母語としない留学生を主な対象者としています。正規留学、私費留学などにはJLPTではなく、EJUが課されることも多いです。JLPTとBJTの資格以外、日本の企業はEJUの成績も認め、利用しています。また、EJUの 成績優秀な留学生にはJASSO(日本学生支援機構)から奨学金を受給することもあります。私も交換留学を準備した頃、JASSOの奨学金を申し込むため、EJUを受けるつもりでしたけど、残念ながら、カナダではEJUの受験ができません。
EJUの科目は、日本語、物理、化学、生物、総合科目及び数学ですが、日本の各大学が指定する受験科目を選択して受験することになります。JLPTやBJTとの一番の違いは、EJUが「記述問題」を含めることです。400字の小論文を書かなければなりません。これは多分ほとんどの受験者にとって一番苦労する部分でしょう。短時間で書く記述問題では、「型を使って書く」というやり方があります。例えば、記述問題は「どちらの意見に賛成か」、「どれを選ぶか」の形がほとんどなので、まずは50字以内に賛成、あるいは反対の立場を述べます。それから、賛成と反対の理由を詳しく述べます。具体例も加えて300字以内で説明して、最後の結論要約は50字で締めくくります。「問いの言葉」と「条文の言葉」で答案を埋め、知識が足りない場合があったら、既有の知識に頼らないで、ストレートに問いに回答します。あらかじめ基本の型を決めておくと、記述問題は短時間で書くことができます。
私はEJUを受験しませんでしたか、龍谷大学へ交換留学する間、EJUの特別講義を受けました。450点満点のところ、私は模擬試験で360点くらい取りました。 一番苦手な部分はやはり多くの留学生と同じ「記述問題」ですが、「聴読解」も苦労しました。その理由は「聴読解」がJLPTの検定の対象ではないからです。私はたくさんのJLPT問題を練習しましたが、「聴読解」は一回も見たことがない新しいタイプです。そして、JLPTと違って、EJUの問題はすべて大学の基礎知識に関わります。つまり、日本へ留学したいなら、大学で授業の内容を理解できる日本語力と必要な基礎学力があるがどうか、それがポイントです。
写真は日本で大学の先生に教わって買った参考書です。試験を受けたい人にはお薦めです。
理科的な専攻しないなら、EJU受け難しいと思います。すると、「記述問題」と「聴読解」は威圧ようです。
返信削除シェリーさんはEJUを受験しないと言っても、カナダではEJUの受験ができない理由ので、まだ留学していくことができましたか。JASSOの奨学金を申し込みたいことがあったので、これはカナダの大学生をEJU試験を受ける理由だけですか。