ショーン
日本の漫画に興味を持っている人なら、手塚治虫(1928-1989)という漫画家の作品を絶対に知っていると思います。僕は小さい時から、手塚の漫画がずっと好きでした。数多くの漫画界の有名な人たちは、みんな手塚の漫画に感動されて、漫画が好きになったのです。先週紹介した藤子不二雄もその中の一人です。しかも来週紹介するつもりの漫画家も同じです。――来週の漫画家の名前は、まだ内緒にします。
手塚治虫はただの漫画家ではなくて、医師免許を持っている医学博士なんです。だから彼の代表作の中には、「ブラック・ジャック」という天才医師についての漫画があります。ほかの代表作には、たとえば「ジャングル大帝」、「鉄腕アトム」、「火の鳥」、「どろろ」、「三つ目がとおる」などがあります。手塚治虫はもう亡くなりましたけど、かれは生きていたころから「漫画の神様」、「現代漫画の父」と評価されました。彼の漫画理論と表現方法などは、今は日本漫画の基礎になりました。
手塚治虫が亡くなって5年後の1994年に、兵庫県宝塚市にこの偉大な漫画家の功績を記念するために宝塚市立手塚治虫記念館が開館しました。この日本漫画界の先駆が亡くなって25年経ったいまでも、手塚の作品はいろいろな国際漫画賞を受賞しています。
手塚治虫の名作の中で、僕が一番すきなのは「どろろ」と「ブラック・ジャック」です。手塚漫画の中で異民族間、異文化間の対立と戦争の悲哀という思想が存在しています。かれの青年時代の戦争体験によって、手塚治虫はずっと生命の尊厳の重要性を説き続けました。
この日本漫画の神様の紹介はここで終わります。来週の漫画家伝説を楽しみに待ってください。
「ブラック・ジャック」という漫画は有名ですね。でも、私は手塚治虫全然分かりませんでした。
返信削除ジャック
手塚治虫は、確かに今日の漫画に影響(えいきょう)を与えました。 例えば、早い動きをまねるためにスピード・ラインを描きます。私は1996年の「ブラック・ジャック」の映画を見て、とても面白いと思いました。
返信削除エミリー