時差ぼけドッキリ

カレー・ライス

私の日本人の友達は本当に面白い。

一緒にいるといつも笑っています。京都は関西にありますが、関西人は冗談やドッキリが大好きです。私は外国人なので、友達はいつも私をからかったりしています。バカなことをたくさんやらされました。

数年前に日本に遊びに行った時のことを話します。

空港に着いてから、私は久実という友達のマンションに行きました。友達のみちことフッチーも来てくれました。三人の友達に会うのは一年ぶりだったから私はとても楽しみにしていました。しかし、ひどい時差ぼけで、とても疲れていました。友達の会話は全部日本語だし、頭が回らなかったです。家について間もなく深い眠りに落ちてしまいました。。。

私が爆睡している間、3人の友達は私の顔に落書きを書きはじめました！私は深い眠りから目覚めることができず、友達に好き放題に落書きをされてしまいました。落書きに満足したところ、友達は「カレーちゃん、起きて！コンビニにお菓子を買いに行くから行こう！」と叩き起こされました。

「眠い！行くのいやだ」と私は言ったけど、友達は本当にしつこく言ったので、リピトンミルクテイとじゃがりこが欲しいと思ったし、眠気を我慢して付き合うことにしました。

みちことフッチーは、わざと鏡の前に立っていて私が自分の顔がどういう状態にあるか全く知らないまま外に連れ出されました。歩いている間、他の人はみんな私の顔を覗いたように感じました。なぜでしょうかと思いましたが、私は外国人だから、変な外人に見えるからかな、それとももしかして可愛いと思われているかしら。そう考えながらコンビニに向かいました。なんと大きな勘違いだったのか！！

Dailyヤマザキというコンビニに入ったら、カウンターの店員さんはニコニコ笑っているし、皆私を見てすぐ目を逸らすし、本当に不思議に思いました。とても変な空気だと感じました。お菓子の会計をしている途中に、雑誌売り場の方へ向かったら、その向うにある窓に自分の顔が写って見えました。なんか顔が黒いぞ？！と、その時はじめて気づきました。顔を触った指先も黒くなってしまいました。久実と美智子とフッチーにやられたー！！！とその瞬間、恥ずかしすぎて、そのまま何も買えず家に走って帰りました。

その夜は私と友達と一緒にずっと笑っていました！面白いドッキリだと思ったから、私は怒ったりはしませんでした。日本にいる外国人は特別扱いだったりして、大してすごくもないのに、すごい、可愛い、かっこいいと、チヤホヤされますから、エゴが大きくなってしまうことがあると思います。でも私の友達は私のことを外国人だからではなくて、普通に一人の友達として接してくれて、仲間の一人にしてくれて、とても嬉しいです。あの日は、外国人だからジロジロ見られたのではなく、ただ顔に落書きをされた変な人だったから見られてたんだ！いつもこうして友達といたずらをしあっていました。日本の友達は私にいたずらをし続けたけど、私も負けずにドッキリの仕返しはたくさんしましたよ（笑）！

その話はまた次回のお楽しみということで！