ミュージックの旅の始まり

ジェニファー

四歳の時、私のミュージックの旅が始まりました。あの時、姉は中国のフルートを習っていました。そして私も音楽に興味を持つようになりました。楽器を弾きたかったけど、フルートを習いたくなかったです。姉とは違うものを試してみたかったです。ダルシマーを選びました。中国語でダルシマーは「洋琴」と言います。ダルシマーの音はとてもきれいです。それを習って、すごく楽しかったです。ただ、四歳だった私には、ちょっと難しかったです。まだ幼かった私は、ときどき練習したくなくなったのです。でもカルガリーの中国オーケストラと一緒に舞台に上るのが夢で、そのためにはたくさん練習をしました。自分ひとりで練習した時はつまらないですが、オーケストラとの一緒の練習、本当に楽しかったです。

その時、カルガリーの中国オーケストラには、特別に子供オーケストラがありました。姉と一緒にそのオーケストラに入りました。中華街のカルチャー・センターで練習しました。そのビルの四階でした。練習の時、子供たちの親たちがいつもたくさん集まっていました。友だちの親は私によくお菓子をくれました。お菓子をもらった時、嬉しかったです。友達のアンティーさんのお母さんからよくもらいました。私の両親も毎週の練習にはきっと来てくれました。両親のサポートには嬉しいです。子供オーケストラは簡単な曲を選びました。でも、あの時、簡単な曲でも子供だった私にはとても難しかったです。私たちの一番好きな曲は「喜洋洋」でした。この楽曲を演奏した時、みんなとてもうきうきしました。その曲は新年によく演奏します。カルチャー・センターでの新年の演奏会で、これをやると、みんな嬉しくなりました。私たちは人の笑顔を見て、幸せを感じました。観客の笑顔が見られますから、音楽が好きです。

それから二年後、今度はツィターに挑戦しました。（写真は、ダルシマーを弾いていた五歳の私。）