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今週は、私の一番好きなスタジオジブリの映画「もののけ姫」について話します。アシタカ、サン、エボシ御前(英語版:Lady Eboshi)、ジコ坊 (英語版:Jigo)は複雑なキャラクターで、善悪どちらでもありません。そのため、映画のテーマをより曖昧で面白いです。でも、サンが一番面白いキャラクターと私は思います。
「もののけ姫」は1997年に日本でリリースされ、その年日本で最も興行収入の高い映画でした。また、2001年の「千と千尋の神隠し」のリリースまで、ずっと日本の興行成績の上位を記録していました。「もののけ姫」のタイトルの翻訳は面白いです。1999年にリリースされた英語版のタイトルは日本のと同じでした。宮崎駿は「アシタカの伝説」というタイトルにしたいと思ったのですが、鈴木敏夫さんの好きな「もののけ姫」が選ばれました。
「もののけ姫」のサウンドトラックは、宮崎駿が監督するすべてのスタジオジブリの映画の曲を手掛ける久石譲によって構成されました。久石譲のジブリ映画曲の中で、「もののけ姫」のOSTが私のお気に入りです。次に、「もののけ姫」のテーマを比較します。
日本語版「もののけ姫のテーマ」
英語版「もののけ姫のテーマ」と「アシタカの伝説」
張り詰めた弓の
In the moonlight I felt your heart
震える弦よ
Quiver like a bowstring’s pulse
月の光に騒めく
In the moon’s pale light, you looked at me
お前の心
Nobody knows your heart
研ぎ澄まされた
When the sun has gone, I see you
刃の美しい
Beautiful and haunting, but cold
その切っ先によくにた
Like the blade of a knife so sharp so sweet,
そんなたの横顔
Nobody knows your heart
悲しみと怒りに
All of your sorrow, grief, and pain
潜む誠の心を
Locked away in the forest of the night
知るは森の精
Your secret heart belongs to the world
物の怪達だけ
Of the things that sigh in the dark
物の怪達だけ
All the things that cry in the dark
まず、日本語の歌詞は正確で具体的なので英語への翻訳は困難です。日本語は英語よりも音節が多くなるので歌詞を少し変えなくてはなりません。例えば、「張り詰めた弓の/震える弦よ/月の光に騒めく/お前の心」の翻訳は「The trembling bowstring/of a drawn bow/pounding in the moonlight/your heart」となります。でも、この翻訳は俳句のようにも感じます。歌詞の英語版は、最後のスタンザで最も異なります。英語版の歌詞「Of the things that sigh in the dark」や「All the things that cry in the dark」と比較すると、日本の歌詞は「もののけ達だけ」や「森の精」となっています。これは映画の中の森の精霊や神々へのより直接的な暗示です。
今週の「もののけ姫」のブログを楽しんでいただけることを願っています。 来週は、最も有名なスタジオジブリの映画、「千と千尋の神隠し」!
実は私はもののけ姫を見たことがありません。高校生の時私の友達は一緒にその映画を見ましたが私に誘いませんでした。。。意地悪な友達ですね。(笑)とにかく、このブログの歌詞を読みましたから本当に本当にもののけ姫を見たいですよ!
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