2015年11月5日木曜日

ヤクザのアメフトチームだと?

NFL伝道師

先週は日本でのアメフト、そしてその決勝戦であるライスボウルのことを取り上げました。ライスボウルは、日本アメフトの一番のチームを決める試合です。ライスボウルのことをもっと知りたくなり、今週はさらに調べることにしました。

NFLの決勝戦はスーパーボウルです。そして毎年12月下旬から1月上旬の間、アメリカの大学アメフト選手権「カレッジ・フットボール・ボウル・ゲームズ」は40何試合あります。全ての名前にボウルが付いています。例えばローズ・ボウル、コットン・ボウル、シトラス・ボウル。ボウルという名前の由来は、カリフォルニア州パサディナ市にあるローズボウルスタジアムに関係があります。その球場はお椀の形をしています。これに合わせて、日本アメリカンフットボール協会は、さらに日本の主食である米を連想させて、「ライスボウル」という名前を選びました。

ライスボウルは1992年から東京ドームで行われています。東京ドームは日本野球機構の読売ジャイアンツのホーム球場であり、北海道日本ハムファイターズの準本拠地です。つまen8-4りベースボール専用の設備です。そこでのアメフトの試合を見ますと、芝生が生えていない野球の塁の土がはっきり見えています。アメリカではとても考えられません。NFLの32チームの中で、オークランドチームだけMLBと同じ球場を使っています。ただそのオークランドも来シーズンからロサンゼルスに移る予定で、今年で最後です。重要な決勝戦スーパーボウルはそのような球場で行われたことがありませんし、けっして行うことがないでしょう。

ライスボウルの歴史を見ると、とてもおもしろい発見をしました。1983年から6回も出場し、しかも4回も優勝したチームの名前は、なんと「京都大学ギャングスターズ」です。英語圏の国でチームの名前にギャングなどということばは絶対にありえません。チーム名にヤクザとつけるようなものです。アメフトのことを調べて、あらためて日本での英語の不思議な使い方を発見して、なんともおもしろい!

3 件のコメント:

  1. 今週は日本のライスボウルについて書いてくれたので、とても嬉しいです。確かによく考えてみると、普段野球をしている会場でアメフトの試合が行われるって変ですよね。でも、もっとおかしいのはチームの名前です!日本人は英語がとても苦手と知っていますが、このネーミングはやはり無関心ですし、ちょと無責任だと思います。だが、唯一良いところは、すごくキャッチーですので思い出しやすい!

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  2. 40何試合か?! 難しそうです。「ギャングスターズ」という名を使うことは、日本とアメリカの文化的な違いだと思います。ヤクザを米国のマフィアに比べると、心配はあまりなく、自然災害では、ヤクザのメンバーが他の人たちを手伝います。そのため、このようなチーム名前を見ることはカルチャーショックの側面なのかもしれません。面白かったです。

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  3. 僕は今までいつもスーパーボウルの名前はどこから来たのか、知りたかったです。そして、そのギャングの関係の名はちょっと変です。初めて「大丈夫でしょう?問題はないでしょう?」と考えます。でも、現在は北米人のほうが多感から、スポーツチームの名さえに怒っています。

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