フィリピン ―マニラ

ジェシカ

父の家族はフィリピンに住んでいます。父がときどきフィリピンを訪ねます。去年十二月、いとこがマニラで結婚しました。私はその時、シンガポールでの留学を終えて、上海にいました。近いから、いとこの結婚式に行きました。子供の時、マニラに一度行っただけで、今回は二回目でした。

マニラには意外とたくさんの中国人が住んでいます。彼らの多くは、昔福建から引っ越したものです。第二世代の移住者は外ではタガログ語（フィリピンの公用言語）と英語を話し、家では福建の方言を話します。私の家族もそうなんです。マンダリンが通じないから、英語で会話をしていました。いとこの結婚式はフィリピンの最とも古い石造教会であるサン・オーガスチンで行いました。結婚式の二日前、そこに観光に行きました。世界遺産に登録された教会です。たび重なる大地震や第二次世界大戦の爆撃にも破壊されることなく、いつも昔のままの姿を保っているので、奇跡の教会とも言われています。400年前に建てられた教会の礼拝堂は、歴史を感じさせる立派なもので、訪ねる人を楽しませます。教会の右側にはサン・オーガスチン博物館があり、そばにマニラ大聖堂があります。フィリピンでは一番の宗教はキリスト教です。そのため、サン・オーガスチンは結婚式に大人気です。一日中、午前八時から午後六時まで、一時間ごとに結婚式が行われています。

フィリピンでは貧富の差が非常に大きいです。街の様子からでもそれが分かります。片方は高価な家やリゾートであり、もう一方はスラム街です。

「マニラって、治安が悪いでしょう。一人で行って危なくないでしょうか。」みんなからよく質問されました。シティーセンターとかショッピングモールとか、警備は厳しいですけど、人が少し場所はあまり治安がいいとは言えないのかもしれません。外国人なら、一人で行ったらちょっと危ないと思ういます。しかし、大都会らしく大きなショッピンセンターもあり、高級ホテルもたくさんあります。もし旅行したいなら、団体と一緒に行ったほうがいいと思ういます。（写真は、
San Agustin Church）