人間天国――杭州

旅行ローニン

中国には「上有天堂、下有苏杭（天上には天国があり、地上には蘇州と杭州がある）」という有名な諺があります。この諺の意味は、天上にある天国はとても美しいが、地上にある蘇州と杭州もそれと同じくらい素晴らしい土地です。さらに、イタリアの有名な旅行家マルコ・ポーロは、「杭州は世界で最も美しく華やかな古都」と絶賛しました。今週、天国と並んで称される杭州について書きたいと思います。

杭州は八千年の歴史を持っていて、中国の八大古都の一つです。杭州は上海の南に位置し、浙江省にあります。2010年の夏休みに、私は友達と車で広州から杭州へ行きました。ふつうは13時間ぐらいかかるが、でも私たちは道に迷ったので、杭州に着いたのは、既に真夜中の午前二時ごろでした。皆は非常に疲れていました。幸運にも、出発前に旅館を予約しましたので、泊まる場所を探す必要はありませんでした。

次の六日間の旅行中、私たちはたくさん有名な観光スポットを訪れました。観光名所の中で、西湖は最も印象的だと思います。西湖は中国十大風景名勝の一つに数えられ、杭州の最も代表的な観光スポットです。ここは2011年にユネスコの世界遺産に登録されました。風光明美な西湖の周辺には、素晴らしい観光スポットが10ヵ所点在して、「西湖十景」と呼ばれています。その十の景色の中で、「断橋残雪」という恋人の橋は大人気です。橋の名前は中国の純愛物語「白蛇伝」と関係しています。物語によると、「許仙」というの学生はこの断橋で白蛇が化けた綺麗な女の子に巡り合い、そこから壮絶な恋の物語が始まりました。この物語は、知らない中国人がほとんどいないと思います。残念なことに、断橋で私の「許仙」を見つけることができませんでした。

皆さん読んでくれてありがとうございます。来週、最後のエントリーを楽しみにしていてください！