朝シン
今回の動物ショーは鳥を紹介しようと思いますが、どんな鳥にするか迷いました。大きい鳥か、小さい鳥か、決められませんでした。やっと結論を見つけ出しました。皆さんは、ダチョウとエミューのことをきっと知っているでしょうが、ヒクイドリのことは知らないかもしれません。なによりも、どうして名前に「ヒクイ」と入っているのでしょうか。英語の名前は、「cassowary」と言います。すべての鳥の中で、ヒクイドリは大きさでは三番目、重さでは二番目、そして一番危険な鳥なのです。
右の写真を見てください。ヒクイドリはどこか恐竜に似ていると思いませんか。よく見れば。その趾に大きいな爪が付いています。12センチぐらいにもなるこの爪はヒクイドリの武器で、一撃で敵を倒します。だからこの鳥を絶対に挑発してはいけません。
ヒクイドリはカラフルな鳥だと分かっていましたが、調べてみると、それは羽だけではありませんでした。ヒクイドリの卵、餌、そしてそのウンチまでカラフルでした。毒の果実はカラフルなんだから、そのような果物を食べるヒクイドリのウンチは当然カラフルなものになります。でも、どうやって毒の果物を平気に食べられるのでしょうか。ヒクイドリの消化器官はすごく短くて、毒を吸収しません。ヒクイドリの食事はもちろん毒の果物だけではなく、普通の果物や花、菌、それに小さい動物まで食べます。ヒクイドリは歯が無くて餌と獲物はそのままで飲み込みます。バナナやりんごのような大きい物まで一気に飲み込めます。すごいでしょう。
ヒクイドリの餌はカラフルですが、その卵もかなりきれいな色をしています。ヒクイドリの卵は淡いブルーと明るい緑色を帯びています。面白いのは、ヒクイドリはメスがオスを求めては卵を産み、さらに違うオスを求めます。卵を産んだメスは子育てには参加しません。卵を温めることも、子供を見守ることもすべてオスの役目です。
このリンクはヒクイドリの子供です。それは親と全然違い、りっぱなクラウンもなくて、色もありません。でも、すごく可愛いです。
その前に、子ヒクイドリが犬を追ったビデオを見て、ヒクイドリは本当に何も怯えないと思いました。自然には、一番綺麗な動植物は非常に危ないですから、ヒクイドリを見たら、放って置くのはいいです。
返信削除このブログを読んで初めてヒクイドリという鳥のこと聞きました。ヒクイドリは本当に面白い鳥ですね。糞や卵まで色が付いているのがすごくビックリです。私はあまり動物のこと詳しくないのでこれからも朝シンさんのブログを読むのを楽しみにしています。
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