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潮力発電(潮汐発電)というのは、海水の流れを利用する発電の技術です。海流発電と同じようですけど、潮力発電は湾口と、内海と、狭い川の一日四回の潮汐の力を使います。満潮の時、海水は流れ込み、発電機が推進されて、発電します。干潮の時も同じです。つまり、海水の落差が大きいほど、水力が大きいです。水力が0.5km/s以上となれば、発電機は動きます。
水力発電機と原理は大体同じですけど、潮力発電には独特の問題があります。機械は塩分で侵食され、海藻と魚介類で汚されます。潮力発電はまだ新しい技術ですから、継続させるには、コストが高いです。今の発電機が腐食に強い金属で作っていて、長時間で稼働できます。
世界中の潮汐発電所はただ七つしかなくて、2011年に建てられた韓国のシカ湖潮汐発電所は世界一の規模です。それまでの45年間、フランスのランス発電所がずっと一番でした。シカ湖発電所の発電量は254MWですが、世界一の太陽光(ソーラースターI、579MW)、風力(甘肃風力発電所、5160MW)、水力発電所(三峡ダム、22500MW)の発電量と較べれば、まだ小さいです。でも、発電機はどんどん改善されます。2020年まで、主にロシアとイギリスでもっと潮汐発電所が建てられ、世界の温室効果ガスの排出を削減できます。
今、カナダには潮汐発電所が一つあって、日本にはまだありません。ですが、この技術を試す人が多くなり、注目されます。日本には、鳴門海峡、津軽海峡、関門海峡などの地形が潮力発電に適応していて、これまで関門海峡で実験が行われました。しかし発電機の建設には繋がりませんでした。日本の会社ノヴァエネルギーは2010年から淡路島の明石海峡で実験し、2020年に潮力発電所を建てる予定をしています(TBSテレビ2010年10月17日放送、「夢の扉ー鈴木清美 潮流発電を成功させ、 日本のエネルギー 自給率を向上させたい」)。この他にも計画があります。例えば、長さは6メートルから14メートルのタービンを橋脚に設置し、発電をします。実験が成功すれば、日本の電力自給率がさらに上がります。
潮力発電の資料はまだ少ないですけど、もしもっと知りたいなら、ノヴァエネルギーのウェブサイトを読んでください。
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