2015年10月22日木曜日

道渡りのカニ

朝シン

私はカニを食べるのがあまり好きじゃありません。そこで、今週のテーマはクリスマスアカガ二です。カニであっても、食べられません。このカニのことを聞いたことがあるかもしれません。クリスマス島の雨期の始まりに、数え切れないほどのカニは島の中から海岸へ移動します。この小さいな生き物は、島の健康を守っているのですが、人間に不便をもたらしています。道を横切る大勢のカニは、車でつぶれます。でも、これはまだ問題の一部分です。

entry6-4まずは右の写真を見てください。いっぱいのカニがいる壁です。最近、自然保護官は人間とカニの安全を守るためにこのような壁を設置したり、カニを移動したり、道を閉じたりしています。ただ、これだけではまだ問題の解決にはならないのです。人間のせいで、ある蟻が島に入り、その蟻はカニを殺しています。

このクリスマスアカガ二は島の森にすんでいます。カニは穴を掘りますので、森の土の栄養を再分配します。これで雨林の健康が守られます。しかし、蟻がカニの巣穴に侵入し、それによって追い出されたカニは死にます。カニの死体は女王蟻の餌になり、さらにもっと多くの蟻が産まれます。カニが無くなり、森が減り、雑草が広がります。しかも、カニは雨林に影響するだけではなく、海の健康もこのカニの力を頼りにしています。カニの幼生は魚とジンベエザメの餌ですが、カニの数が減ったら、魚の餌も少なくなります。

一つの面白い情報がありました。このカニは乾期のとき、落ち葉をいっぱい集めています。理由は巣穴の湿度を保つためです。雨期がくるまでにそこに隠れます。

このビデオは、ただのカニの移動です。Youtubeで「Crab crossing」で調べたら、車がカニをつぶすビデオがいっぱいあります。つぶれたカニのイメージがいやですから、そのようなリンクをここに出していません。

1 件のコメント:

  1. 朝シンさんはいつも、動物が抱えている問題について書きますが、必ずその動物の大切さも取り上げていますね。私は個人的に、カニを食べるのが大好きです。しかしこのアカガニは蟻に襲われたり、車に惹かれたりで大変ですね.…とてもかわいそうです。何かできないんでしょうか?それと、ビデオを見ましたが、このアカガニって歩くのがとても遅いんですね。

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