2019年1月31日木曜日

日本のロマン:「We are サムライ 大和撫子」

J本

徳川幕府の鎖国政策のため、日本のことは世界ではほとんど知られていませんでした。19半世紀から日本と西洋との間で貿易が始まり、日本からの輸入品により、日本の芸術と文化に高い関心が集まるようになりました。1872年には、フランス語で「ジャポニズム」(Japonisme)という言葉が生まれました。この言葉は日本の美術に影響された印象派により生み出されましたが、日本の文化と芸術を鑑賞するという意味もあります。西洋の画家は浮世絵から刺激を受け、様々な作品を創り出しました。美術のファンとして、これはとても嬉しいことです。

印象派美術の有名な画家と絵画:
クロード・モネ(La Japonaise)
アルフレッド・ステヴァンス(La Parisienne Japonaise)
ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(La Princesse du pays de la porcelaine)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Courtesan: after Eisen)

美術以外、ヴィクトリア朝の女性ファッションも日本の影響を大きく受けました 。二週間前のブログに使った写真はファッション雑誌のもので、真ん中の女性は着物のようなドレスを着ていて、おそらくシルクで作られています。この和服とヴィクトリア朝的な組み合わせはとても上品で、素敵だと思います。シルクがとても贅沢感を出していて、ドレスのシルエットも魅力的です。ヴィクトリア朝の女性はこれに夢中になったでしょう 。

ちなみに、ジャポニズムを調べると、面白い発見をしました。日本のアイドルグループ「嵐」は、2015年に「Japonism」というアルバムを発売しています。「Japonism」では、「日本の素晴らしさ」に対する彼らの解釈を表現しています。メイントラック「心の空」は、「日本を外から見る」ことをテーマとし、ロンドンを拠点とする布袋寅泰(Hotei)が作曲しました。アルバムには、少年隊の「日本よいとこ摩訶不思議」のカバーが含まれています。少年隊の歌も、なかなか衝撃的です。この両方の曲を聞きながら、ブログを書いたので、とても元気な気持ちになりました。もし、興味があるなら、ぜひ聞いてください。「心の空」~「日本よいとこ摩訶不思議」(ショートバージョン)

日本から西洋へ、そして西洋からまた日本に戻ってきます。日本の魅力を海外から見つめると、改めてその特徴に気づき、新しい発見ができると思います 。J本でした。また来週。

2 件のコメント:

  1. 嵐の大ファンどして、J本さんのこの作文にコメントを書かなきゃいけないですねー(笑)
    「Japonism」は嵐のすべてのアルバムの中で、私が一番気に入ったものです。
    日本の国民アイドルどして、日本の素晴らしさをきちんと海外のファンたちに伝われた。ただ、私はメインソング「心の空」より、アルバム内の「Japonesque」の方が好き。特に、歌詞は素晴らしい。アルバムのタイトルのように、日本風な歌詞となっていて、難しい言葉や古風な言い回しを使いました。「花も鳥も風も月も みんな浮き世を詠うんだ 東の空 日はまた昇る 次の花道へ 幕が開いてゆくよ 今宵 月夜が見守る 恋よ永遠になれ 強く願う ジャポネスク」
    「花鳥風月」という日本語は、自然の美しい景色のことを言います。太陽が東から昇り、こうした美しい景色の中に新しい気持ちで毎日を迎えます。
    アルバムから、日本風と日本らしさを強く感じてきた。
    さすがに嵐です(笑)

    ちなみに、作文に載せた写真は2015年末に発売した嵐のカレンダーです。私は日本のAmazonで購入し、カナダまで郵送してきた。いまでも持っています。

    先日、嵐が2020年の年末をもって活動休止すると発表しました。とでも残念です(泣く
    少なくとも、今年は20週年のライブツアーを見に行く。嵐と大切なメモリーを作りたい。

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  2. すーっげ!「Japonisme」という言葉はそんなに古いだって、全く知らなかった!その日本から西洋へ、そして西洋からまた日本に戻ることは今でも結構時代に呼応することだと思うね。例え、近代的な日本文化とか、アニメなどのものは西洋で有名だけでなく、西洋で新しい文化を作っているみたいだ。次の投稿楽しみしています!

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