2013年2月26日火曜日

漫画界の鉄人――秋本治

皆様、今週の漫画家伝説で紹介する漫画家は秋本治です。

秋本治(1952年12月11日―)は、いまでも少年ジャンプの連載作家です。かれの代表作はただのひとつですけれども、その作品は1976年から今までもずっと人気を持っています。秋本のこの作品は、これまでの漫画家の作品と同じように、日本では知らない人は一人もいないと思っています。作品の名前は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」です。名前はいくらなんでも長すぎますから、多くの人は「こち亀」とだけ呼んでいます。この作品のスタイルは普通の戦闘漫画と違います。この作品のストーリーは亀有公園前派出所に勤務する警察官両津勘吉(りょうつ かんきち)とその同僚や周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画です。僕には、ほんとうに面白い漫画です。

wk06-15秋元は、最初から漫画に興味をもつわけではありませんでした。子供のころ、お母さんから石ノ森章太郎の「マンガ家入門」を買ってもらって、擦り切れるまで読んで、初めて漫画家になりたいと思うようになりました。秋本の「こち亀」は週刊少年ジャンプの歴史上一番長い連載作品です。しかもこの作品は「少年誌の最長連載」のギネス記録を持っています。この記録は今でも更新を続けています。これは物凄い記録だと思います。そのうえ、秋本の偉いところはこれだけではありません。「こち亀」を連載し続けてきたこの39年の間、一度も、ほんとに一度も休んだことがありません。秋本の2000年の誕生日以降、「こち亀」の連載期間は作家本人の人生の半分を超えました。僕には、この記録をもつ秋本が漫画家の手本だと思います。2012年まで「こち亀」の発行部数は累計1億5,527万部です。皆様もぜひこの漫画を読んでみてください。ぜったいに後悔しません。

では、また来週。

1 件のコメント:

  1. りょうつさんの眉毛はちょっとおかしいです。秋本さんは一度も休んだことがないのはすごいと思います。でも、休まないことは体にとって良くありません。

    エミリー

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