ジェシカ
シンガポールは多民族、多言語、多宗教の社会ですから、シンガポールの食文化も多様性があって、独特な要素を持っています。例えば、中華料理とか、マレー料理とか、インド料理とか、西洋料理とか、日本料理とか、韓国料理とか、タイ料理など、シンガポールではぜんぶ見つけられます。しかしながら、シンガポール料理というものはありません。シンガポール料理と言えば、実は異なる多様な料理の組合せです。シンガポール人口の76%は華僑です。だからたくさんの中華料理があります。シンガポールの中華料理は、中国の料理をベースにして、東南アジアの要素を取り入れた料理だと思います。味が濃くて、魚介類をよく使う。それがシンガポール料理の特徴です。
シンガポールで一番好かれている食べ物は、じつは四川料理です。私も辛いものが大好きだ。ブギス・ストリートに、美味しい四川レストランがあります。そこのサーロイン鍋が有名です。すごく辛いから、食べて時涙が止まりません。でも、今度行く時、是非もう一度食べたいです。
シンガポールに住んでいた時、よくToast Boxに行きました。「トースト・ボックス」というコーヒーの店はどこにもあって、大人気です。そこでシンガポールスタイルのおやつが食べられます。店は朝4時から朝6時までの間だけ閉めるので、忙しいシンガポールの人々にとってとても便利です。
ホーカーセンターというの所はよく見かける。そこは24時間営業で、値段も安いです。シンガポールでは日本と同じように労働時間が長いです。みんな、遅く寝る習慣があるので、ホーカーセンターでほとんどは会社員、運転手、労働者と大学生です。そこには中華料理、西洋料理、マレーやインド料理、全部あります。どんな料理でも、いつでも食べられることはシンガポールで住んでいる人が持っている特権です。
シンガポールは国際都市で、世界中の国からここに移住した人々がこの食文化に貢献しています。シンガポールの食文化はこの国の平和と自由を示していると思います。文化や生活習慣が違っても、平和に暮らしているのは貴重なことです。異文化を受け入れられることはシンガポールの食文化によく現れている。 (写真は、「トースト・ボックス」のラクサ。)
ジェシカさん、ラクサはどこの国の料理ですか。
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