法律の国

ジェシカ

シンガポールは世界で最も安全な国の一つです。シンガポールの法律は、日本やその他欧米諸国よりも厳しいです。他の国に比べて、罰金制度も高いです。

本当にそんなに厳しいでしょうか。

ゴミのポイ捨ては、初犯で罰金約6万5000円です。ガムの販売や大量持ち込みで約65万円の実例あります。そして、よく見えるのは、横断歩道でないところでの道路横断は罰金３万１５００円です。また、空港、電車、バス、タクシーにも、禁止の内容や違反のときの罰金の金額など警告のステッカーが貼ってあります。例えば、電車の中での喫煙は約6万5000円。公共交通機関での飲食は3万2500円です。

シンガポールに行った時、飛行機で出入国カードを読んで、「大麻所持は死刑」に驚いた。カナダは人権社会で、死刑がありません。最高刑法でも無期懲役です。外国人から見たら相当厳しく感じます。

シンガポールを離れる前、大きなニュースがありました。中国人のSMRTバスの運転手は不当な扱いを受けたとして抗議するストライキがありました。ほかの外国人労働者と同じ仕事をしているのに、中国人運転手だけ賃金が低いことへの不満でした。結局は、ストライキに参加した運転手のうち、29人は本国に送還され、残りの4人はスト扇動の容疑で起訴された。事件はただの労務トラブルではなくて、不法活動として検挙されてしまいました。シンガポールの労働法にある、14日前の通知がなければストライキが違法だという条目が適用されました。

厳しい法律は、自分を保護できるか、ときとき、他の目的で使われることもあります。法律を知らない人は社会の弱者になってしまいます。公平ではありません。（写真は、Esplanadeコンサートホール・裏側。）