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これまで見た宝塚公演の中で、一番好きなのは「激情―ホセとカルメン―」という作品です。1999年に初演され、2010年に再演されましたが、99年に上演されたのが一番好きです。宝塚ファンになってから最初に見た作品の中の一つです。それに初めて買ったDVDの一つです。一番好きなトップスター男役と一番好きなトップ娘役がコンビでメインキャラクターを演じていて、非常に面白い物語です。
宝塚の「激情」は、有名なオペラ「カルメン」に基づきます。ただ宝塚公演はオペラじゃなくて、ミュージカル化された公演です。だから物語はほとんど同じですが、曲と音楽のスタイルは違います。ちなみに、オペラについて何も知らなくても、「カルメン」からの「ハバネラ」という曲を多分聞いたことがあります。テレビとかではよくオペラ音楽の例として紹介されています。実は私は宝塚ファンになる前に、オペラなどに興味がありませんでした。しかし今オペラやバレーに興味を持つようになりました。わたしの年齢の若い人には珍しいかもしれません。
物語は、スペインで町のジプシーとの争いの中で、ホセという兵士はカルメンというジプシーと恋に落ちました。カルメンは町の女の人と戦って傷つけました。ホセは彼女を逮捕する役目でしたが、カルメンに説得されて、彼女を逃してしまいました。再会した時に、二人は情熱的な恋愛を始めました。しかしカルメンのために何でもするホセは、かれの暗い部分が明らかになって、ドラマチックで悲劇的な物語になります。
数年前にこの公演を見て、日本語があまり分からなくてもぜんぜん問題がありませんでした。アクションはダイナミックでペースが速いです。シーンの移動は本当に完璧で、つまらない時はまったくありません。そして素敵なダンスシーンがたくさんあります。カルメンのフラメンコダンスはとても良くて、マタドール・エスカミーリョとホセに代表される雄牛の戦いダンスはすごく面白いです。全てはとても激しくて、見ていて楽しいです。
最後に、宝塚の作品は英語の字幕がないと言いましたが、実は英語を話す宝塚ファンのコミュニティはミュージカルを訳しています。今、ファンが作った字幕つきのミュージカルは22あって、1999年の「激情―ホセとカルメン―」のその中の一つです。DVDも買いましたが、英語の翻訳を読んで物語をもっと理解することができてすてきです。ファンたちはこの「激情」を選んで訳してくれたことに感謝したいです。
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