2017年1月24日火曜日

正義と人間性と

円環の理

「愚か者が相手なら、私は手段を選ばない。」 (暁美ほむら)

今週のブログは、「魔法少女まどか☆マギカ」の構想をめぐり、自分の考えを書きます。ストーリーラインや、重要なキャラクターを分析し、主人公のモチベーションを明らかにしたいです。

まどマギは、いわゆる魔法少女のジャンルですが、普通の子供向けの魔法アドベンチャーとかなり違います。例えば、いま大人気の魔法少女アニメ「プリキュア」は、このジャンルの定番ものです。友達と一緒に遊んだり、悪い者と戦ったり、町の人を守ったりします。悪者も正義の味方もはっきりしていて、いつも正義の方が勝ちます。このジャンルのアニメでは、主人公の成長が見えますが、いくつかの基本的な性格が保たれます。言いかえれば、ストーリの展開は予想しやすいです。

しかしながら、まどマギのストーリやキャラクターの成長は、簡単に予測できません。暁美ほむらというキャラクターは、最初に敵みたいな者でした。魔法少女たちの味方キュウべぇを襲撃し、同じ魔法少女の巴マミも狙われました。鹿目まどかがキュウべぇと同盟を結ぶ前に、まどかの意見を無視し、キュウべぇを殺しました。しかし、ほむらはこの作品の本当の主人公です。魔法少女たちはキュウべぇに騙され、その運命は絶望と死亡です。この情報を持っているほむらは、時間を繰り返えさせ、まどかを救います。

キュウべぇの狙いは人間の魂です。町の人々を魔女から守るために、魔法少女になったので、女の子の甘さを利用しました。そして、巴マミは自分一人ぼっちで戦うのが嫌いですから、まどかを自分の戦争に巻き込みました。まどかは優しい性格ですから、キュウべぇとマミの頼みを断れません。ほむらはまどかを守る為に、手段を選びませんでした。

良い忠告は耳を刺すという譬えがあります。ほむらのやり方は強引ですが、大切な友達を救うための最後の手段です。巴マミのやり方からは人間の弱点が見えます。人間は社会的な生きものですから、マミはまどかの安全を無視し、自分の感情だけ頼りにしていました。味方か敵かという問題の答えはもともと難しいですから、悪い者がよく人間の慈悲に付け込みます。皮肉なことに、魔法少女たちの敵は魔女ではありません。敵は魔法少女の中にいます。

3 件のコメント:

  1. 魔法少女まどか☆マギカのことは面白いそうです。まどマギは色々なキャラクターがありますね。そして、これにそのような深い意味があるとは知りませんでした。いつかまどマギを見たいです。

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  2. 友達はこのアニメを私に進めました。魔法少女まどか☆マギカは見た最初の魔法少女アニメでした。好きじゃないです。ジャンルを知りませんから、混乱していた。

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  3. まどマギの3話を初めて見た時に、私は本当にびっくりさせました。典型的な魔法少女アニメに比べて、全然違いますね。そんなわけで、楽しみました。

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