2011年2月13日日曜日

「勇気は愚かなものです」

Dr.家

みなさんこんにちは。「究極診断」ブログの三回目です。今週のテーマはハウスの性格です。

先週のエピソードでハウスとレイチェルは互いに気があうようになりました。でもハウスはまだ変な根性を持っています。こまったものです。はたしていつになったらハウスがやさしい人間になれるのでしょうか。

今週の患者は人気のない音楽家です。発病する前に、娘さんと一緒に駅で電車を待っていました。そこで、突然一人の人が線路の上倒れました。みんながわーっとあわてた時に、患者が下に飛び降りて、倒れた人を助けてあげました。“パパはえらい!”とその娘さんが言いました。しかし、患者が突然倒れました。

事件が起こった後、マスコミは患者のことを英雄だと称えました。病院で誰もが患者に敬意を払いました。そこで、ハウスは変なことを口にしました。「勇気は愚かなものです。いざという時、正常な人間は怖がるが、この人はみんなと違う。だから発病した。」ハウスの新しい部下のマスターズさんはこれを聞いて怒りました。彼女はハウスの消極な性格をぜんぜん理解できません。ハウスの答えはこうです。「この世界には英雄が存在しない。英雄は童話にしかいない。」

image005何故ハウスは「勇気」や「英雄」のような言葉が大嫌いでしょうか。それはハウスとかれの父親との関係にあるのではないかと思われます。ハウスは一人で育ったから、不羈独立(ふきどくりつ)な性格をなりました。ハウスの父親はかれがきらいですから、ハウスには人生の手本を持っていません。たぶんハウスは初めから「英雄」など信じていなかったのです。もしかするとハウスの偏屈な根性がそこから生まれたのかもしれません。(写真はハウスの父)

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