2015年10月22日木曜日

地熱発電

ボ2ー

皆さんは、地熱と聞けば、何を連想しますか。私は初めてこれを聞いた時、温泉を思い出しました。実は、温泉は地熱を直接利用する例の一つです。でも、地熱で発電ができることを知っていますか。

entry6-5このイラストで分かるように、地熱発電には水が必要です。水の取り方はおもに二つです。一つ(左)は、地下の水が地熱で加熱されて、蒸気を作ります。もう一つ(右)は水を地熱源に送り、加熱されて蒸気になります。蒸気はタービンを動かし、電気が作られます。使用された水が、地中に戻され、くりかえし利用されます。そのため、クリーンエネルギーと呼ばれます。

いちばん早く地熱発電を利用したのは、1904年のことであり、イタリアのラルデレロという所でした。あの時、この技術を実験して、直後蒸気をタービンに入れました。1914年、同じ所で発電所を建てました。今、この発電所はいまでも世界中で三番目に大きいです。一番と二番は、アメリカのゲイサス発電所と、メキシコのセロプリエト発電所です。アメリカとメキシコの地熱発電量は世界中でトップです。フィリピン、インドネシア、ニュージーランド、アイスランドと、ケニアでも、この技術を使っています。

日本には火山が多いですから、地熱の資源も多いはずですけど、発電量はただの530MW、総発電量のわずか0.2%だけです。でも、実は世界の地熱発電用機器の67%は日本製で、その技術はレベルが高いことで有名です。そのメーカーの中には、東芝、富士電機、三菱などがあって、日本の得意分野です。

地熱発電で一番難しいのは、坑井の掘削です。坑井の位置と深さが重要です。地質によっては、小さい地震を起こす可能性さえあって、環境を壊しかねない。それに、掘削の範囲も大きいです。普通は1km~5kmまでですけど、コストとリスクは深さと共に増加します。工場を建てるまで、地表調査、坑井掘削調査、事業性調査、環境アセスメントなど、10年もかかります。

今世界では、地熱発電の発電率は0.3%だけで、効率も低いです。でも、地熱は永続的で、未来のエネルギーですから、非常に注目されています。

日本地熱協会のウェブサイトにはもっと情報があります。

2 件のコメント:

  1. 多くの研究ですね。私はもう一度びっくりしており、坑井の掘削について読んだ時、「ちょっと怖そう!」と思いました。 火山が多いので、日本に危なくなる可能性があると思いますか? しかも電発率や効率が低くても、問題はあるかもしれません。 閉会段落にある情報は、少し怖かったです。ボ2−さんの研究は、相変わらず面白かったですよ。

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  2. 日本は67%の地熱発電用機器を作ってもあまり使わない、それはすごくびっくりしましいた。でも、よく考えれば多い危険を持つ。日本ではよく地震があるので機械のメンテナンス費用は高くなる。ま、地熱を直接に電気を作らなくっても大丈夫だと思います、なので地熱の温めた水を使うのは十分ではないか。

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