2015年10月15日木曜日

創価大学

カルマン

去年の春、私は日本の文部科学省奨学金を与えられ、夏から創価大学に留学しました。10カ月にわたって多くの面白いことを経験し、日本文化の知識を学ぶと同時に、精神的に大きく成長できました。そのため、創価大学での留学は非常に大事な経験だと思っています。

まず多くの留学生と友だちになりました。みんなは多くの国々から集まり、中には中国からの留学生もいて、わたしは中国語と日本語を同時に練習することができました。他には、アメリカ、オーストラリア、英国とロシアなどの国々からも来ていました。これらの友だちと一緒にいた時、連帯感を感じ、社会的共同体は日本文化の大切な一面です。創価大学には、「Let's unite! We are Soka Family!」というスローガンがよく聞かれます。

e5-4留学が始まってまもないころ、「記フェス」(「記憶に残るフェスティバル」)というダンスフェスティバルがありました。練習会には参加しましたが、はたして自分が踊れるかどうかまったく分りませんでした。しかし回を重ねるうちに、自信が出てきました。これまで踊ったことがなかったので、私でもびっくりしました。この自信感は「記フェス」に限らず、授業の時にもありました。

創価大学での授業、全部日本語で行いました。授業の時だけでなく、毎日はほとんど全部日本語で話していました。分からない言葉を聞いたら、私は携帯の辞書アプリを使って言葉の意味を見つけ、ひとつずつ覚えていきました。日本語を習いはじめたころ、私はYoutubeのビデオや映画の字幕にばかり頼っていました。当時、自分には留学ができると考えてもいませんでした。昔に比べると、今の私をほこりに思っています。

もう一つは、私のニックネームの由来です。授業の始め、留学生がニックネームを使うように言われ、私が選んだのは「カルマン」でした。「Calgary man」を日本語で発音すれば、「カルガリー・マン」であり、「カルマン」に短縮しました。しかも「ン」を消せば、「カルマ」です。私は仏教に興味を持ち、「カルマ」は仏教の大事な概念の一つです。仏教の影響があるので、このニックネームには、精神的で文化的な大切さがあります。精神的なのは仏教との関係であり、文化的なのはカナダとの関係です。私は今、創価大学からの友だちとよく連絡するようにしています。そうすると、幸せを感じます。

2 件のコメント:

  1. カルマンの話を読んでいると、何か共感できるものを感じます。私は日本人ですが、日本で育っていないので、日本にいくたびに外国人の気分、経験、あるあるにとても共感できます。カルマンはやはりすごいですね!日本語を学ぶ事に対して、とても熱心だと思いますし、いつも新しい挑戦に向かって頑張っていますね。それと、「カルマン」と言うニックネームはとても良いとおもいます。すごくユニークで面白いですよ。

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  2. カルマンさんのブログを読む度羨ましくなります。僕も国語を専攻にして勉強をしたいと思います。カルマンさんが一生懸命日本語を勉強しているのところ、そしてその効果を見るのが、私にとってとても楽しいです。これからも頑張ってください!

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