2015年10月29日木曜日

勇敢なクジャク

朝シン

今週の動物はすごくガッツのある動物です。それは、クジャクです。

ずっと前からクジャクの尻尾に興味を持っていますが、いままでぜんぜん調べたことがありません。あんなでかい尻尾を持っていて、よくも敵から逃げれれるのだとつねに思います。あの尻尾はぜったいに不利なはずなんですが、どうしてそれでも持っているのでしょうか。みなさんはよく知っているかもしれませんが、わたしに分かったことをここに紹介します。

et07_3クジャクは派手な鳥ですから、今度は白いクジャクの写真を探してきました。

まずはクジャクのあの有名な尻尾です。それはじつはオスしか持たなくて、それも生まれた時から付いているわけではありません、オスでも、3歳まで尻尾が伸びません。尻尾はすごくカラフルなんですが、その理由は、結晶状の構造から、光をよく反射しているからです。こんな派手な羽を生えるために、6ヶ月もかかり、その間、毎日約3パーセントのエネルギーを使います。繁殖期が終わったら尻尾が抜けます。羽を集めるならなにもクジャクを殺す必要がありません。

クジャクは飛べます。すごい。あんなでかい尻尾を持っていても、クジャクは平気に飛びます。天敵から逃げる時には、軽く木の上に飛びます。ただ、それが出来るにしても、簡単に敵の注意を惹いてしまいますから、やはり危険があります。そんな尻尾を持っているクジャクはすごく勇気ある鳥だと思います。まるで「かかってこい」とでも宣言しているかのように、その度胸を尊敬します。でもやっぱりあまり賢い選択ではないように思われます。

クジャクのことを調べて、面白い情報を手に入れました。それは、クジャクを食べた人がいたことと、クジャクの偽装交尾です。大昔の中世の人間は、クジャクを食べてみました。しかしきれいな格好に反して、味は意外にまずいです。それから、クジャクはわざと交尾コールを偽装することがあります。じっさいは交尾していないのに、オスはそれをしたとのコールをします。それをもって、周りのメスは「あ、あのオスはいっぱい交尾をしている、私もそのオスと交尾をしよう」と感じさせるのです。

これは今週のビデオです。クジャクが尻尾を広げたところが見えます。ただ、結果はちょっと笑いものでした。なぜならオスがいっぱい努力をしているにも関わらず、近くのメスはまったく気にとめません。その羽は安くないぞ!

1 件のコメント:

  1. 朝シンさんのブログを読む前、私はクジャクが鶏と同じよう、羽が退化して、飛べないと思いました。やはり、危険な時こそ、退化した機能が使えますね。クジャクは交尾コールを偽装することはクジャクの賢さを示します。
    それに、きれいな動物はおいしくないですから、クジャクの味はまずいはずですね。

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