2018年3月13日火曜日

外国映画

ミッチー

いくつかのジャンルにそって映画ついて書いてきましたが、今週はちょっと違うテーマを取り上げます。大学で色々な言語を勉強しますが、どうやって練習するのでしょうか。クラスで勉強するのはいいですが、クラスだけではけっして足りません。習った言葉を使わなければなりません。そのため、僕はよく外国の映画を見ています。言語のリズムに慣れ、映画を見ながら新しい単語をノートに書きます。その上、外国の映画を通してその国の文化、習慣、考え方を習います。さらに付け加えますと、ハリウッド映画に飽き飽きしています。最近独創的な映画は少なく、80年代映画の繰り返しか、リメイクばかりです。

それでは、今週は何回も見た映画についてです。「ブラット(兄貴、брат)」という映画で、ソ連がなくなった後に作られました。ロシア語の先生によると、90年代にロシアは貧乏で、混乱の国でした。そのために、プーチンは人気があります。ロシアを復興させましたから、その独裁支配も批判されませんでした。映画は90年代のもので、ジャンルで言えば犯罪ものです。主人公の名前は「ダニラ」、仕事を求めてサンクトペテルブルクに引っ越します。そこでお兄さんを見つけ、雇われます。その仕事とは、チェチェンギャングの一人を暗殺することです。

ダニラは面白い主人公です。道徳があって、ただ完璧というわけではありません。例えば、バス代を払わない人に払わせますが、人を差別の言葉で侮辱します。かれにとって、フランス人もアメリカ人も同じで、どちらもロシアには勝てません。しかし、かれにはフランス語と英語を聞き分けることさえできない。ダニラは普通のロシア人と変わらず、たくさんの若い人からヒーローとして見られています。

映画には字幕が入っていますが、わたしには分かるところもあります。たくさんの簡単なフレーズがありますから、言葉の練習には良いです。例えば一人のドイツ人のことを単に「ドイツ人/немец」と呼んでいます。

気になれば、youtubeでこの映画を見ることができます。

他の好きな外国の映画:
ライフ・イズ・ビューティフル(1997)
奇人たちの晩餐会(1998)
鬼子来了/鬼が来た (2000)
JSA(2000)
盲井 (2003)
パンズ・ラボリンス(2006)
Die Welle (2008)
新宿事件 (2009)
悪魔を見た (2010)
帰ってきたヒトラー(2015)

2 件のコメント:

  1. ワー、すごいですよ。すぐにミッチさんは多言語を話せる人になると思います。感心します。

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  2. 私はこの前日本の映画を見たとき、自分がどのぐらいわかったのかびっくりしました。やっぱり、映画は言語学のいいツールですよね。次に、ロシア語、ドイツ語を勉強しようと思っているから、この推薦は私には役に立ちます。

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