2018年2月6日火曜日

悪役の逆襲

ミッチー

物語には、人間の葛藤が大切です。それがないとストーリは前に進みません。葛藤にはさまざまな形があります。自分と他人、人間と社会、などありますが、一般的に人間同士の葛藤が多いです。そのために、悪役の存在は重要です。ヒーローも面白いですが、悪役がないと物語が成り立ちません。多くの場合、悪役の方がかえって面白いと思います。だが、思うがままに行動をすることができますが、良心がないといけません。実は、僕の好きな悪役は、多分「かつてのヒーロー」です。ヒーローだった人でもが悪役になるのですから、誰でも悪くなる可能性があります。

「かつてのヒーロー」と言えば、一つの名前は必ず浮かびますーーダース・ベイダー。生まれて40年経ったいま、ベイダー卿はもう大人気で、われわれの文化に影響を与えています。多くの悪役はダース・ベイダーに基づきます。ダーク・ナイト・ライジング、映画の中のホビット、それにダース・ベイダーの孫もベイダー卿と同じ傾向を持っています。

ダース・ベイダーの本名は、アナキン・スカイウォーカー、奴隷として生まれました。アナキンは9歳にジェダイになり、その時からフォースの修行を始めました。だが、愛着を乗り越えようとしましたが、アナキンは恋人に出会い、結婚しました。かれの妻は妊娠し、アナキンは夢の中で妻の死を予知しました。ダークサイドには死を防ぐ能力があると言われ、アナキンは妻の命を守るためにダークサイドに落ちました。アナキンという人が死に、その心の底からダース・ベイダーが生まれました。ベイダー卿の最初の行為はジェダイへの裏切りであり、粛清することでした。寺院の中で全員を殺し、子供さえ逃しませんでした。ベイダーは無意識に自分の妻の首を絞めてしまいましたから、旧教師と戦わざるをえませんでした。その結果、オビ・ワンがベイダーの足、左の腕を切り落としました。溶岩から逃げられなかったから、ベイダーはほとんど焼け死にました。その傷のために、ベイダーは息をすることができず、いつでもあの服を着ています。だがベイダーにとって、最も辛いのは、妻を殺したことです。エピソードの4、5、6は皇帝の意思に従いますが、ベイダーの計画も入っています。ベイダーは息子をダークサイドに連れて行きました。その息子の助けでやっと皇帝への復讐が実現できました。

ベイダーが面白い悪役だということにはいろいろな理由があります。かれは基本的に悪い人ではなく、ダークサイドに落ちた原因も分かりやすいです。そして、救済の可能があります。それに、ベイダーの性格はすごく強くて、魅力的です。部下の失敗をまったく許せません。部下が失敗したら、ベイダーはフォースで絞め殺します。

「フォースを侮辱するものは許さん!」

主人公に比べるとベイダーはでかいです。その上、ベイダーはとても老獪です。映画の中で、主人公はベイダーとどう戦うのでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=lhX5V-wICuw (5:38からネタバレがあります)

その他の面白い悪役:
パルパティーン皇帝(スターウォーズ)
ヴォルデモート卿(ハリーポッター)
ゼノモーフ(エイリアン)
ターミネーター(ターミネーター)
マイケル・マイヤーズ(ハロウィーン)
ハンス・ラァンダ(イングロリアス・バスターズ)
アレックス・デラージ(時計じかけのオレンジ)

2 件のコメント:

  1. 「誰でも悪くなる可能性があります」とこの言葉は好きです。私漫画とか小説といった作品を読んだ時、悪役が好きになる時もありました。

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  2. 実は、私はスターウォーズの1-3編だけ見たんだけど。。。アナキンと共感した。ベイダーはダークサイドに落ちた時、特に妻を殺した時、私も苦しんでいた。やっぱりただクレイジーの悪役より悲劇の悪役のほうがおもしろいです。

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