2018年2月13日火曜日

「演歌」!えんか?

エイプリル

日本的な音楽と聞けば、まずはだれでも「演歌」と答えるだろうと思います。他のジャンルと比べれば、演歌はすごく日本的で、西洋の音楽から遠く離れて、独特なカテゴリだと言えます。あのエスカルゴと同じように、日本の心を知って演歌の味を味わう必要があります。

日本の音楽を勉強した人、いや、ジェイポップしか聞かない人でも、一度は演歌を聞いたほうがいいでしょう。演歌の起源は、150年前、開国になった明治時代にさかのぼります。その時、政治家は公式な演説の代わりに歌詞を書いて歌手を雇って歌わせました。それで「演歌」という名前が生まれました。もともとは「演奏歌」という意味でした。

現在の演歌は、政治的な活動から離れ、メロドラマチックなメロディーや懐かしい歌詞に変わっています。 インターネットで見つけた記事によると、演歌は「日本のブルース」、「日本のカントリーミュージック」と言われています。その理由は、ちょっと理解できません。たぶん故郷、失われた愛、そしてお酒といったテーマが似ているからでしょうか。演歌の良いところは、あまり歌が上手でない人でも、オリジナルの歌手に聞こえるように歌うことが可能だということです。しかし、多くの若い人は、歌のスタイルが洗練されていなくて、ちょっと古くさいため、これをぜったいに歌いません。演歌がすきなのは、40代後半以上の人が多いかもしれません。

ジェイポップのように、歌のトレンドが急速に変わるのと異なり、演歌は独自の方法で進歩します。ふつう、演歌はライブやラジオショーを経てすこしずつ人気になり、ジェイポップはリリースの後一晩でヒットしてしまいます。公演でみる演歌の衣装は、女性は着物、男性はスーツを着用します。アイデアは悪くありませんが、あまり魅力的ではないと思います。

演歌のメロディーは、五分音符(第4、第7音符は5オクターブを作るために除外される)であり、日本と西洋の楽器を組み合わせて使います。この組み合わせは魅力的です。完璧な柔らかいメロディーに合わせたハスキーな声は、本当に懐かしい感じを引き出します。

演歌の音楽は、西洋人が思うほど人気がありません。CDの売上は、日本の音楽売上全体の五パーセントにも至りません。有名な歌手には、「演歌の女王」の美空ひばり、五木ひろしなどがいます。有名なジェイポップ歌手の宇多田ヒカルの母親である藤圭子(写真)は、非常に有名な演歌歌手だったと知って驚きました。

じゃ、またね~

1 件のコメント:

  1. そうですか、演歌のことを勉強しました!ところで、 韓国トロットを知っていますか。演歌と同じような韓国的な音楽です。

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