2013年2月5日火曜日

変身!仮面ライダー!――石ノ森章太郎

ショーン

皆様、今回の漫画家伝説で紹介する漫画家はこちらです!

wk04-12石ノ森章太郎(昭和31年-平成10年)、本名小野寺章太郎、代表作は、そう、あの仮面ライダーシリーズです。僕は今でも覚えてるよ、あのときどれだけ仮面ライダーがすきだったのか。僕の一番の夢は、人造人間の改造手術を受けて、仮面ライダーになることでした。

石ノ森は、先週紹介した手塚のアシスタントとして漫画界で働きはじめました。石ノ森は1954年、手塚の紹介で「漫画少年」で漫画家としてデビューしました。実は、石ノ森は漫画家として以外、特撮の原作者としてもとっても活躍していました。石ノ森が創作した戦隊シリーズと仮面ライダーシリーズは、今までも毎年新しい番組をテレビで放送しています。石ノ森はもう15年ぐらい前に亡くなりました。けれど、SF漫画から学習漫画まで幅広い分野で作品を量産し、「漫画の王様」、「漫画の帝王」と評されています。2007年末、石ノ森没後十年に、500巻770作品におよぶ「石ノ森章太郎漫画大全集」が出版され、一人の著者による最も多い漫画の出版記録としてギネス・ワールド・レコーズに認定されました。しかも2000年に石ノ森の故郷である宮城県にこの漫画の王様に記念して「石ノ森章太郎ふるさと記念館」が設立されました。石ノ森の代表作はいっぱいあります。仮面ライダーシリーズ以外、『サイボーグ009』、『ロボット刑事』、『さるとびエッちゃん』、『マンガ日本経済入門』、『HOTEL』などがあります。そんな広い分野にわたって漫画のテーマをもつ漫画家は、石ノ森一人だけです。

手塚と同じ、石ノ森も日本漫画界の先駆者として尊敬されています。これは誰でもできることではありません。石ノ森の作品から、子供の時からたくさんの楽しみをいただきました。ほんとうにありがとうございました。

じゃ皆様、また来週。

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