2018年1月16日火曜日

日本大学生活初体験

KANA-JIN

こんにちは、KANA-JINです。カナダで生まれ育ち、両親は中国人で、自分はカナディアンだ。細胞生物学と東アジア言語研究の両方を専攻している。すべてに好奇心があり、人間社会でも生物の中でも細胞が相互に作用することにとりわけ興味がある。

私は、2016年の秋から一年間、早稲田大学に留学した。日本での暮らしからカナダとはまるで違う日本の学生生活を肌で感じた。もちろん留学生としての体験に過ぎないが、周りの人を見て、日本の大学のことが少し分かってきた。早稲田大学で二つのサークルに入った。そのお陰で、日本人の様子やその人間関係を観察することができた。取っていた授業は、留学生のための日本語と普通の三、四年生のクラスが半分ずつだった。友だちはほとんど文系の人だったが、理系の学生の多い合唱団にも参加した。

環境により学生の成長が違う。学生時代に学んだことは、思考のもとになり、一生のためになる。いろいろな国の大学は、それぞのスタイルを持ち、そこで勉強した学生たちの経験も違ってくる。だから、留学生の体験から、どのようなシステムが自分にあうのか、日本の大学生活から人間関係においての大切なものとはなになのか、考えさせられることになる。全体的に言えば、日本の大学のシステムにははっきりした枠があるように思われる。それに比べて、カナダの大学は、自分の意見を持たせるためにいろんな知識を教える方針が強く、わりに自由があると私が思う。つもり大学についての考えは、日本とカナダでとても違う。

これから書いていくブログは、日本の大学生活をすこしずつ紹介して、カナダとの比較をしながら、自分が驚いたり、面白いと思ったりしたことを挙げて、読む人との会話の場を作ろうと思う。大学受験、入学、勉強、そして卒業までのことを紹介していく。自分が実際に経験したことや周りの友達の経験などから、サークル、恋愛、授業参加の態度、アルバイト、初めての一人暮らしなどをいろいろと書いてみる。カナダの大学にはほとんど見られない先輩後輩の関係も議論しようと思う。私が体験したカルチャー・ショックから何かのヒントが感じてもらえれば嬉しい。ここで強調したいのは、どのシステムが正しいかということではなく、他人の思いや気持ちが分かるようになるために、その人の教育や成長の環境が理解できれば、人間同士としての共感が得られることだと思う。(写真:卒業式に母がカナダからやってきた)

1 件のコメント:

  1. KANA-JINのお母さんが日本に来てよかったですね。僕が日本に留学しに行った時、父も行きました。そんなサポートがもらっていいでしょう?

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