2015年3月8日日曜日

夜曲の演奏者たち

イデンα

アジアの夏は、セミのような鳴く昆虫たちのお陰で、賑やかで、楽しい。それに、昼間に活躍するセミに限らず、夜になると、出番をじっと待っていたオスのコオロギ(蟋蟀)たちが楽団を組んで現われてくる。彼ら自身にとって、その音楽はメスを惹きつけるために奏でるセレナードかもしれないが、ぼくの耳には、夜の静寂を破る陽気なメロディーであり、すばらしい曲だ。だから、夏の長い夜も姿を隠している彼らがいるおかげで本当に楽しい。

entry74コオロギは、生物の分類体系では、じつはバッタの親類だ。彼らはバッタによく似た体を持っているからだろう。まじめに比較すると、かなりの違いがあることがすぐ分かる。コオロギの場合、前翅が退化して、ほとんど飛ぶことができない。その代わり、オスのコオロギは発音器と共鳴室のある翅が発達していて、「チロリンコロリン」「ヒヨヒヨ」などの音を巧みに出す。また、メスの尻のところには、針のような長い産卵管があり、産卵する時にそれを土や植物の中に差し込む。色の方は、黒い、茶色のものが多いが、これらを組み合わせた時もある。ほとんどのコオロギは小さい。つまり、捕りやすいターゲットだということだ。

一般的に言うと、夜の間、その特別な鳴き声でコオロギの位置が分かっていても、彼らを捕るのは簡単なことではない。彼らはすばしこいし、夜に合わせて体が黒だし、昼行性のぼくたちには、ちょっと無理だ。だから、捕る時間は、彼らが動き始める黄昏の時がちょうどいい。彼らが潜んでいる草むらを押し分けたら、きっと姿がばれてしまって、さっとジャンプして逃げようとする。その時はいいチャンスだ。バッタの捕り方を使えば、遠くには飛べないコオロギは簡単に捕れる。最後に、箱などに入れて、彼らをしばらく育てることができる。それに、蟷螂などのエサにすることも悪くない。

大昔、中国には闘蟋(とうしつ)という、コオロギのオス同士を戦わせる競技があった。まるでコオロギを選手にした日本の大相撲のようだ。闘蟋で使われるコオロギはたいてい別の種類のもののようだ。それに気づかなかったぼくが捕ってきたコオロギは、ほとんど戦う気のないやつばかりだった。闘蟋の選手をどうやって育てるのかは、今でもさっぱり分からない。申し訳ない。それでも、エサにしたり、鳴き声を聴いたりして、遊べるコオロギを捕ることは、虫捕り愛好者の日常の一つだと思う。

ピー・エス:昔、ぼくはコオロギを一度だけ食べたことがある。どうしてそれをしたのか全然覚えていない。捕ったコオロギを火の上で焼いて、そのまま口に入れた。焼きとうもろこしの味にそっくりだったけど、正直嫌な感じだった。もう二度と食べないと思う。

「気まぐれな君の色、 部屋に吹くぬるいその色」

A1

4年前、高校卒業したばかりの私は、川から陸地に上った魚のように周りの変化に戸惑った。逆に自由自在な魚から名前を得た「サカナクション」というバンドを偶然に紹介されて、自分にぴったりでした。私は、変化を恐れず、魚の生き方を目指すサカナクションを今でも憧れています。

entry75実はいろんなジャンルを交ぜたサカナクションの四番目のアルバム「DocumentaLy」しか聞いていません。しかし、多くのジャンルが交っているので、このアルバムはとても珍しくて、ここで書いてみようと思いました。ロックの元気なドラムとエレキギター、ダンスとテクノの強いリズム、それにJ‐popのような歌声が入っています。サカナクションによると、「DocumentaLy」は「メンタル」という言葉が入っていて、現実と「心」をぶつけさせて結晶をしたかったようです。私は賛成です。このアルバムには、気紛れな音もあれば、苦い音もあって、まるで本当の自分を探すために一人で旅をしているようです。アルバイトやバスに乗っていた時など、ずっと聞いていて、いつのまにか「えッ、何をやっていんだ、私」と思っていました。曲は朝日が登るから夕日が沈むまで順番に並んでいるみたいな気がします。特に「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」という興味をそそる曲は、タイトルの中の「夜」さえ気にしなければ、西日のイメージだと思います。初めて聞いた時、まったく経験したことのない音楽なので、びっくりしました。このリンクをクリックすると、この曲を聞くことが出来ます。リンクはMVなので、皆さんにはちょっと面白くて変なものだと思われるかもしれません。でも、私の一番好きな曲は最後の「ホーリーダンス」ボーナス曲です。

このアルバムしか聞いていないので、サカナクションの一部しか伝えられていません。私はサカナクションが大好きなので、他のアルバムまで聞いたら、この印象を壊しかねないので、敬遠しています。いつか自分に自信がついたら、残りの音楽をきちんと聞くつもりです。

友人から紹介されたサカナクションは、今でも大切な音楽です。サカナクションには違うジャンルが交っているために、緊張感があって、深い音楽が出来たと思います。「バッハの旋律を夜に聞いたせいです。」と「ホーリーダンス」は重要な曲なので、皆さんもぜひ聞いてください。他のサカナクションの曲をいつか聞きます。

来週はアメリカの「The Smashing Pumpkins」の「Siamese Dream」というアルバムです。私の大切なアルバムなので、楽しみにしてください。

ジャージの流行り

JP

バスケをめぐる変化と言えば、なんだと思いますか。確かに色々なことが挙げられますが、今回はとりわけバスケのウェアであるジャージのことを書いてみましょう。

entry73かつてはバスケのプレイヤしかチームのジャージを着なかったです。1950年代や1960年代のバスケの写真を見ると、はっきりとそういうことになっていました。あの頃、ファンたちは自分でもチームのジャージを着られることがぜんぜん想像できませんでした。ファンたちは、球場に行っても、ただ普通のおとなしい服を着ていました。そういうバスケのファンたちが、いつから応援チームのジャージを着はじめたのか誰も分りません。推測するには、マイケル•ジョーダンの時代からこれがだんだん人気になったようです。あの時、ジョーダンの23番のジャージは流行っていて、NBAの名前も世界中に広がりました。ジャージを着るファンたちの姿は、1980年代あたりから出発したのでしょう。

確かにジャージは、ファンたちにとって、特定のチームを応援する象徴です。しかし、この現象は、さらに進化しました。それは「ストリートウェア」です。ある時点から、廉価のジャージが大量に生産されました。ファンたちがそれをたたくさん着るし、有名人はどんな場所に行ってもいつもジャージを着ていました。そのため、普通の人々も真似をしていて、だんだん一つのスタイルとして定着しました。パーティーの時でさえ平気に着ていました。特に有名なラッパー歌手がこれをやりました。例えば、「2pac」と「Snoop Dog」です。彼らは1980年代から1990年代にかけてとても有名だったから、普通の人々はまるで羊のようにそれに影響されました。とくにカリフォルニア州など暖かい州でよく目立ちます。なぜならジャージはノースリーブで涼しいからです。スポーツをする人にはとくに好かれています。

ジャージのトレンドはすこし続いています。中には新しいことも現われています。たとえば「スローバックジャージ」です。これは、引退したプレイヤのジャージを改めて作って着ることです。アメリカでは一つの会社だけそのようなジャージを作っていますが、とてもユニークです。かつては有名人やラッパー歌手の影響でトレンドが起こったように、いつか流行ってしまうかもしれません。しかしながら、全体的にはジャージの流行りはそのピークを過ごしたようです。

ジュリエットの思い出

リーフ

コーヒーやお茶に関して、贅沢な飲み方は二つあると思います。一つは目を覚ましたとき、もう一つは友人といっしょに飲むときです。今回は、紅茶やコーヒーの豪華なスタイルに焦点を当てます。皆さんに紹介する喫茶店は、ちょっとデザートカフェみたいなところです。コーヒーの話を主に書いてきましたが、スナックだけでとてもおいしいです。その店は、モントリオールにあって、店の名前は、「Juliette et Chocolat」です。ジュリエットという名にふさわしく、本当に美しくて美味しい料理を出しています。

entry72店の中は、フランスのカフェの雰囲気を持っています。非常にエレガントで、中世の時代を感じさせます。私はジュリエットのショコラやホットチョコレート、クレープなどが評判だと聞きました。とても人気があるのですが、少し高いです。ウェイトレスは美人でした。ウェイトレスはフランス語で話しかけてくれて、「イチゴバナナクレープ」と「grandma styled hot chocolate」を私に勧めました。すなおにそれにしました。10分も経たないうちに、私の注文が出てきました。ホットチョコレートはとても濃厚で、あまりあまくなかったです。完璧な味でした。クレープは最高でした。ふわふわしたクレープの上にイチゴとバナナが載っていました。今まで食べた中で一番特別なデザートでした。

店を出るまえにお支払いをしたところ、どこから来たのかと聞かれました。カルガリーだと答えると、ウェイトレスは微笑んで、三年間住んだことがあると教えてくれました。そして、あのおいしいクレープは彼女の作ったものでした。かの女の名前は、ジュヌヴィエーヴ、フランス出身で、モントリオール大学で勉強するためにカナダにやってきました。ジュヌヴィエーヴさんはペストリーを作るのが好きなので、その店で働くことにしました。店で働くスタッフの多くは、フランスから来ました。ほんの二、三分の短い会話でしたが、すっかりその店のことが分かった気がしました。

そのカフェで素晴らしい思い出が出来ました。おいしいデザートを持つカフェはけっして少なくありません。ただ、コーヒーの代わりにデザートを注文したのは、あの店がはじめてだった。

2015年3月1日日曜日

夏の声

イデンα

ぼくは、アジアの夏は命をもっているものだと思う。毎年、この季節になると、成虫になった鳴く虫たちがいっせいに現われてくる。発声器官の成長がやっと終わった彼らは、ついに自分の音楽を演奏することができて、あっちこっちで奏で始める。まるでコンサートを開こうとしているようなものである。だから、彼らの歌が聴こえ出した夏は、息が蘇ってくる。鳴く昆虫の中で、特に蝉(セミ)は声が一番高く、「蝉時雨」という言葉があるように、蝉の鳴き声が雨のように共鳴する現象が起こってくる。昔、虫捕りに疲れたら、よく蝉時雨を聞きながら、暖かい木漏れの日差しのもとでしばしの休みをした。蝉たちのお陰で、ぼくも生きたアジアの夏もとても賑やかだった。ぼくにとって、彼らの鳴き声は、まさに真の夏の声だった。

普通、セミは木の幹の高いところに止まって、ストローのような口先で大好きな樹液を吸う。触れたら壊れてしまいそうなバッタやチョウの体と違って、セミの体は硬く、いい触感がある。体の色はまちまちだが、ぼくの捕ったセミたちはほとんど黒だった。それから、セミは透明で強い翅を持っていて、飛ぶのが本当に上手だ。そのせいで、ぼくの手から飛んで逃げたことが何度もあった。

みなさんはセミの鳴き声をきっと知っているだろう。アニメによく出ているよ。ちなみに、鳴くのはオスの蝉だけだ。鳴き声のお陰でその位置が簡単に分かるけど、手や専用の網が届くかどうかは問題だ。長い竿と網を組み合わせて使えば、ちょっと高いところの蝉も捕れるはずだ。でも、大変高いところにいたら、最初からやめたほうがいいと思う。小さいときのぼくはセミを捕るために、木にのぼることさえあった。虫捕りは楽しいが、安全はもっと大事だ。危険なことをしないでください。蝉は俊敏だ。危険を察知したら、さっと飛んで逃げられる。網を使っても成功率があまり高くないから、たくさんの練習が必要だ。もしセミが網の中に入ったら、逃がさないために、指で蝉の体の前後を押えなければならない。体の両側を握ったら、その強い翅の力で脱出することができるよ。

蝉は捕る以外、抜け殻を収集するのも楽しい。抜け殻は、蝉の幼虫が羽化する時、脱皮して残ったものだ。かりかりと砕くと、プチプチつぶしのように、ストレスが解消できる。一般的にいうと、羽化する幼虫は無防備で、自身の安全のために夕闇にしか羽化を始めない。だから、彼らを捕りたいなら、深夜しかない。ある夜、ぼくは抜け殻がたくさんある公園に行って、偶然一匹の蝉の幼虫を見つけた。彼を指に乗せたまま、家に持ち帰った。どうするか分からなくて、とりあえず幼虫を箱に入れて、そして寝ることにした。翌日、箱を開けた途端、羽化したばかりの蝉が飛び出してきた。やわらかそうな真っ白の蝉だった。体力を持たなさそうで、すぐに落ちてしまったけど。箱に残された抜け殻を見て、なにが起こったのかがやっと分かった。結局、やはり外の世界がいいと思って、ぼくは白い蝉を外に放した。元気に育ったのだろうか。

ピー・エス:蝉の幼虫の日本語の呼び名について検索したら、その結果にびっくりした。どうしてそんなに多いのか。ブログを書くときに、どれを使えばいいのか全然分からない。すっかり諦めた。このリンクをクリックして、そのリストはご覧ください。


ピアノソナタ

A1

ベートーヴェンの音楽は世界で有名です。確かに、ベートーヴェンの音楽は映画やテレビ番組などの中でよく使われていますが、いつも同じ曲です。ベートーヴェンがたくさんの音楽を作曲したのに、広く知られている曲は少ないと思います。クラシック音楽はつまらないという人もいるでしょうが、クラシックの魅力を知らないだけかもしれません。わたしはクラシックに深く感動したので、皆さんもベートーヴェン、或いはクラシック音楽を知るべきだと思います。私はピアノをよく弾くので、今回、ベートーヴェンのピアノソナタについて書きます。

ピアノソナタはピアノのための音楽です。ベートーヴェンはピアノソナタをあわせて32曲作曲しました。興味深いことに、ベートーヴェンは26歳のころから耳が遠くなりました。それで、彼の音楽は少しずつ変わりました。ベートーヴェンの生涯は三つの時期に分かれ、その中期は、かれが聴力を失ったころから始まりました。その理由は分かりませんが、耳が聞こえなくなったあとも、ベートーヴェンが美しい音楽が作り続けました。

ベートーヴェンはたいへん人気のあった音楽家で、かれの作品はよく演奏され、何回も録音されました。有名なのは、ウィルヘム・ケンプが演奏したものの録音です。ケンプは32曲のソナタを録音しましたが、全部で8時間を超えました。私はその全部ではないが、半分ぐらい以上聞きましたから、すこしは評論することができます。ケンプの演奏はとても美しくて、感動させます。メロディーは歌声のように弾いていて、きれいな音楽です。私の一番好きなソナタはピアノソナタ第13番変ホ長調作品27の1の「幻想曲風ソナタ」で、一番好きな楽章はピアノソナタ第31番変イ長調作品110の第1楽章です。このリンクをクリックすると、Youtubeで聞くことが出来ます。

しかし、ベートーヴェンの音楽が気に入らない人もいます。ベートーヴェンは情熱的過ぎて、あるいは逆に暗い、というのがその理由でしょう。このような受け止め方は間違っていません。確かにベートーヴェンの音楽には暗かったり、情熱的だったりするところがあります。ベートーヴェンの人生は辛かったらしいです。だからこそ、暗いです。だからこそ、かれの音楽は美しいです。

ちなみに、私はベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調作品13「大ソナタ悲愴」第2楽章を弾いたことがあります。あまり技術的な曲ではないですが、解釈することは本当に難しいです。私が弾くと、リズムや音符が正しくても、音色には変わりはなく、美しくないと思います。どうやってベートーヴェンの音楽を美しく表現すべきかまだ分からないので、練習しています。大人の見方が必要と思います。ですから、私のピアノの先生は「いい演奏なら、年寄りの音楽家の演奏を聞け」とおっしゃっていました。

来週は日本の「サカナクション」の「DocumentaLy」と言うアルバムです。また、日本の音楽を一緒に聞きましょう。

バスケの戦術

JP

バスケの試合を見て、何を連想しますか。試合の開始は、いつもめちゃくちゃなものだと感じさせます。ボールの動きは早いし、選手は一瞬も止まらずに走り、目が眩むような複雑な運動だと思います。しかし、バスケはとても戦略的なゲームです。どのチームも鮮やかなディフェンスを繰り出したり、さまざまな攻撃を仕掛けたりして、巧妙に戦います。コートサイドでコーチはゲームの展開を見守り、選手を調整し、相手チームの裏を掻く作戦に出ます。そんな戦術のことについて書いてみたいと思います。

まず、バスケの防戦の戦略を話しましょう。たしかにシューティングを見てワクワクするかもしれませんが、ディフェンスこそ勝利の鍵です。バスケのチームは、対戦の中でよくディフェンスの策戦を変えます。バスケのディフェンスには主に二つのタイプがあります。一つは「ゾーンディフェンス」、一つは「マンツーマンディフェンス」です。ゾーンディフェンスでは選手が特定の場所を守ります。攻撃側の選手やボールの位置によってこのゾーンは絶えず変わります。ゾーンディフェンスのいいところは、複数のプレイヤがターゲットを囲むから、フープの下でのシューティングを防ぐことです。一方では、マンツーマンディフェンスではそれぞれの選手は特定の相手チームの選手にくっ付けます。攻撃の選手が味方のコートに入ってきても、しっかりと守ります。マンツーマンは、シューティングに強いチームに有利です。

次は攻撃の戦略です。攻撃には、早いテンポを持ち出したり、あるいは逆にわざと動きを遅くしてリズムを緩めます。どちらを取るかはチームによって違います。コートでスピードを生かすために、優れた選手をもつチームは早いパスを頻繁に使うかもしれません。これに対して、相手のチームはポストプレーやシューティングをするかもしれません。攻撃の主なポイントはボールのパスです。ボールが早く動くほど、選手がシュートのチャンスを作れるし、相手のチームのディフェンスは破る可能性が大きくなります。

私はバスケをする時にいつもこの戦略を使います。特にマンツーマンディフェンスです。友達もこの簡単な作戦をよく知っているから、ゲームが不利になると、戦略を変えます。もし興味があったら、ぜひこのリンクをクリックしてください。



にゃんにゃんコーヒー


リーフ

皆さん、こんにちは。久しぶりですね。このエントリで、まったく新しい喫茶店の経験を伝えたいと思います。

一つの質問から始めましょう。猫が好きですか。コーヒーや紅茶を飲みながら猫とふれあうことは?両方の質問への答えとも「イエス」でしたら、もう「猫カフェ」しかありません。猫カフェとは、コーヒーを飲みながら、猫とふれあうことができる喫茶店のことです。猫カフェは、北米であまり馴染まないことです。北米では、わずかな都市でしか猫カフェを見かけることができません。しかし日本に行くと、猫カフェはいたるところにあります。猫を飼っていない人は、そのような喫茶店を訪ね、短い間、猫との時間を過ごします。とても素晴らしい発想だと思います。去年、私は日本でそのような喫茶店を訪ねました。日本人の友達は、「てまりのおうち」という名の猫カフェを教えてくれました。店は吉祥寺にあります。猫「様」とできるだけ多くの時間を過ごすために、平日の日にそこに行くことにしました。

「てまりのおうち」に行ったのは、水曜日の夜でした。初めての経験で、本当に興奮して楽しみにしていました。私は大の猫好きです。その喫茶店は、ジブリ美術館と似ているとも聞いていました。お金は、一時間1200円です。ほとんどの猫カフェでは、あまりおいしいコーヒーやスナックを期待できないそうですが、「てまりのおうち」だけは違うとの評判です。店に入ったら、なんと約12匹の猫が私の周りに集まってきました。どれもとても可愛かったです。彼らは私が食べ物を持ってきてくれたと思ったのでしょう。しかしそうではないと分かって、かれらはすぐ去ってしまいました。ただ一匹だけ残っていてくれました。私は席に座り、猫をなで始めました。彼女の毛は白と黒で、とても柔らかいものでした。スタッフは彼女の名前が「ミルク」だと教えてくれました。ミルクの鳴き声はかわいかったです。私は店の飾りに目を奪われました。本当にきれい!まるで猫の王国セットに入ったような感じでした。ジブリとの評判の理由はすぐ分かりました。

少しお腹が空いたから、コーヒーとデザートを注文しました。メニューの名前が面白くて、私は「ふわふわコーヒーラテ」とブルーベリーチーズケーキにしました。美味しかったです。「しお」という名前のスタッフは、猫カフェで働くために、バリスタとパン職人の両方の知識が必要だと教えてくれました。実際、店の中で多くの猫カフェのスタッフがちょうど訓練を受けていたので、それを見て、私は感動しました。食べ物を楽しみながら、私はずっとミルクとのふれあいを続けていました。ミルクも私のことが気に入ったらしく、ずっとそばに止まってくれました。ミルクと一緒の写真をたくさん撮りました。

猫カフェは、ふつうの喫茶店とは違います。そこにいる時間はとても楽しかったです。