ダニエル
今週、ウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」という小説についてを書いてみます。去年の秋学期に英文学SFのコースを取りました。授業ではギブスンの短編小説を読まなければなりませんでした。この物語は「クローム襲撃」と言う短編小説です。ニューロマンサーとクロム襲撃はギブスンの作ったジャンルです。いわゆるサイバーパンクSFと言うジャンルです。本当に面白いと思います。その短編小説が好きなので、ギブスンの小説を買って、読みました。キャラクターは面白いし、テーマが好きだし、本当に楽しかったです。
サイバーパンクはSFの一つのジャンルです。サイバーパンクは素晴らしいテクノロジーをたくさん描いていますが、その多くは犯罪者に利用されています。そのテクノロジーは想像上のものですけど、物語にはたいせつなものだと思います。ギブスンは物語のために新しい概念を作りました。それは「サイバースペース」ということです。サイバースペースはインターネットのようなことですけど、ちょっと違うですよ。ところで、ギブスンが小説を書いたのは1982年でした。インターネットはまだ現れていませんでした。サイバースペースはインターネットのような世界ですけど、人間はサイバースペースに入ることができます。体はこの世界にいるんですが、心はサイバースペースに入ってしまいます。
サイバースペースにいる間、ギブスンの作ったキャラクターはよく高いものを盗みます。ギブスンのストーリを読んで、読者は犯罪者がすごいことを考えているんだと感じます。読者はキャラクターが好きになれますが、そのキャラクターたちはたいてい罪を犯しています。これは偽善的なことだと思います。犯罪者のことばかり考えることはよくないことです。そういうことですけど、最近犯罪者についての小説を読むのが好きな読者が増えています。考えたら、不思議なことかもしれませんが、ふつうの読者はそれには気づかないと思います。このテーマはちょっと重いですが、皆さんはどう思いますか。
もちろん、皆さん、読んでくれてありがとう~!また来週!(写真はサイバースペースに入る人間です)
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