2009年11月29日日曜日

シニガン (酸味スープ)

カーメラ

フィリピン料理とは
フィリピンは色々な国に占領された歴史を持つので、料理にも占領国の食文化が交じり合っています。とくにスペインや中国料理の影響が色濃く残っています。本当のフィリピン料理は一言でいうと、シーフードが多いものです。フィリピンは周りを海に囲まれていますから、新鮮な魚介は人気です。

フィリピンを代表する料理
image006フィリピン料理の中に、子供のときによく食べていた「シニガン」というすっぱいスープがあります。シニガンの食材には、いろいろなバリエーションがあります。肉や魚やエビなどがよく使われます。酸っぱい味から、「タイ料理のトムヤンクンみたい」とよく言われています。何となく想像できますか。

では、「シニガン」を作ってみましょう。

材料(4人分)
・海老 500g
・トマト 1個
・玉ねぎ 1個
・空芯菜 1束
・タマリンド 200g
・漁醤    作り方
トマトと玉ねぎを乱切りにします。
空芯菜は葉と茎に分けて切ります。
鍋に水を入れて、火にかけます。
水が沸いたら、タマリンドペーストの汁(シニガンの素)を入れます。
野菜を入れます。
野菜が柔らかくなったら、エビを皮付きのまま入れます。
海老の色が変わったら、漁醤で味付けします。
器に盛り付けて、出来あがり!

シーフードを好きになったきっかけは?
私は子供のとき、フィリピンの首都圏のマニラに住んでいました。マニラは高層ビルが多くて、海に遠かったです。シーフードは高かくて、食べる機会があまりありませんでした。しかし、9歳まで祖母と一緒に暮らしていました。祖母は海に近い町に住んでいて、魚料理は豊富でした。だから、シーフードを毎日食べていました。最初は揚げ物ばかり食べましたが、少しずつ汁気の多い料理を食べることになれました。今はカナダに住んでいますが、祖母が教えてくれた食文化を守っていきたいと思います。

1 件のコメント:

  1. J-papa2009年11月30日 3:23

    魚介は体に良いといいます。
    私は貝は食べれません、あのラバーのような感覚
    が気持ち悪くて・・魚は大丈夫ですが・・・

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