2013年2月5日火曜日

百ハイ

東京フォイ

毎年早稲田大学で特別なイベントがある。皆から「百ハイ」と呼ばれている百キロのハイクだ。はい、二日間で百キロ歩きぬくということだ。私は初めて百キロハイクのことを聞いた時、絶対嘘だと思った。しかし、現に50年前から早稲田大の学生たちがこのイベントを続けてきた。そのうち、私とスイスから来た一人の友達は百キロハイクのことが気になって、一期一会だから参加しようと決めた。このようなハイクをしたことがなかったので、やはり緊張したが、なんとかなるかなと思った。

私と友達は、百キロハイクに申し込んだ後、ちょっと準備をしておいたほうがいいだろうと思って、イベントの日までに毎週ジョギングをすることにした。さらに百ハイの参加者がいつもコスチュームを着るから、それも考え始めた。
   
wk04-01ついに百ハイの日が来た。私と友達は肉刺ができないように五本指の靴下とバンドエイドを用意した。そして、ずっと2人で歩くつもりだったので、チームセクシーという名前にした。チームセクシーの衣装としてキティちゃんのパンツとタンクトップを着た。ハイクの出発の場所は東京から電車で2時間かかる埼玉県だった。早稲田サークルの代表スピーチとかしてから、いよいよ9時に1500人もの参加者と一緒に歩き始めた!

最初の3時間はよかった。天気はとても暑かったけど、皆は笑顔を見せて、やる気満々だった。埼玉の景色も綺麗だった。一日中友達と国際サークルの人々とゆっくり話したり、コンビニから買ったアイスを食べたりして、8時まで全然大丈夫だった。その後段々歩くのが辛くなってきた。私の膝が非常に痛くて、悪い日焼けもできた。ついに午前2時に旅先に着いて、だいぶエネルギを消耗した。次の日の出発は早いから、4時間しか眠れなかった。起きたばかりのころ、「今日は絶対に歩けないな」と思って、本当に諦めかけていた。

運良くスイスの友達はとても強い痛み止めの薬を持っていて、それをくれた。その薬がなければ、たぶん途中で倒れたと今は思っている。その日は朝7時から夜8時まで歩いて、早稲田大学に着いた時皆死にそうだった。終了式が終わってから、私とスイスの友達がぼろぼろな状態で歩いて寮に帰った。次の日に足と膝が痛すぎて学校へ行けなかった。百キロハイクはいい経験だったが、日本人への印象が変わったと思う。毎年こんなイベントをする日本人は、クレージーだよ!(写真は、百キロハイクのスタートに立った私と友達。)

3 件のコメント:

  1. 東京フォイはすごい!ハイクが好き?またハイクがやりたい?

    ジェニファー

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  2. 東京フォイはすごいすぎ。。。私はそのハイクをやれば、たぶん死ぬ。。。www

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  3. 面白いですね!大変ですけど、よかった経験でしょう!

    ~ダニエル~

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