2015年9月24日木曜日

映画は素晴らしい

エドです

私は日本語を勉強し始めてから、日本のメデイアに触れるようになった。音楽だったり、ニュースだったりするが、とくに映画を観ることが多かった。

映画というのには、多くの人が関心を持っていると思う。人と初めて出会って自己紹介をするときに、趣味は映画を見ることだという答えが少なくない。それはなぜかというと、映画には自分が歩んでいけない道、あるいは今までの人生と違う道を、仮想の中で踏み出すチャンスを与えてくれる要素があるからだ考えられる。

entry2-7つい最近、「ツレはうつになりまして」という映画を観た。この映画は、ある夫婦が、夫の鬱病の問題に二人で努力して乗り越えるという話だ。そして、鬱病の特徴についても見せてくれた。私は今まで鬱病についてそんなに深く考えたことはなかったけれども、この映画のおかげで色々考えさせられて感動した。

この映画を見ている最中に、気が付いたことがあった。それは、もし日本語を勉強していなかったら、この映画の言っていることを知る由もなく、映画の教訓も勉強することがなかったということである。それで思ったのは、言語習得につれ、自分の言語の世界に制限されることなく、別の世界へ飛び出す機会を手にしたということである。自分の理解できる言葉で映画を見ることは、別世界を味わうことである。翻訳された言葉で映画を観ることもできるだろうが、もともとの言語で見ていたら、その倍ぐらいその世界を経験することができるのではないかと思う。

2015年9月17日木曜日

NFLに夢中

NFL伝道師
 
image2このブログには、私の大好きなスポーツであるアメフト(アメリカン・フットボール)について書きます。アメフトと言えば、アメリカのNFLが世界一のリーグです。私には色々な趣味を持っていますが、あまりじっとしていられない性格なので、ゆっくり楽しむものはほとんどありません。しかし読書とNFLだけは特別です。私はどんなに忙しくても、NFLを見るためなら必ず時間を作ります。
 
北米には大きなスポーツのリーグが四つあります。アメフトのNFL、アイスホッケーのNHL、野球のMLB、それにバスケットボールのNBAです。中でも、NFLは北米だけではなく、全世界で最も収入の多いスポーツリーグです。つぎは、2014年のシーズンでのトップ5の収入をもつリーグです。

リーグ スポーツ チーム数 収入(米ドル)
NFL アメフト 32 $112兆
MLB 野球 30 $90兆
EPL サッカー 20 $51兆
NBA バスケットボール 30 $48兆
NHL アイスホッケー 30 $37兆

これらのスポーツリーグを比較すると、色々と面白い違いがあります。一番大きいのは、試合の時期と試合の数です。

リーグ 始まる時 終わる時 試合数
MLB 4月 10月 162
NBA 10月 5月 82
NFL 9月 2月 16
NHL 10月 6月 82

他のリーグに比べると、NFLは試合数が極端に少ないです。こんなに少ない試合をもって最大の収入を作り出していることは、すごいと思います。また、収入だけではなく、それぞれのチームにとって、一つの試合の意味がとてつもなく重いです。一つの試合の比率は、そのシーズンの6.25%(1/16)です。同じ数値で言えば、NBAやNHLでは1.22%、MLBとなると、たったの0.62%です。NFLでは、一つの試合の勝ち負けは、それこそ全シーズンの結果を影響します。他のリーグではたくさんの試合があって、一回の結果はそこまで重要ではありません。私には、この一つの試合の重要さがNFLの魅力だと思います。

やっかいなアレルギー

ドム

一度会っただけの人は気づいてくれないでしょうけど、僕は多くの食べ物にアレルギーを抱えています。シーフード、たまご、それにナッツや牛乳、どれもだめです。中でも、牛乳は一番困っています。ヨーグルト、アイスクリーム、チーズなど、牛乳がはいっているものなら、1グラムでも食べたら、すぐ薬を飲んだり、病院に行ったりしなければなりません。でも、学生だから、友達といっしょにレストランに行くことがよくあります。そういうときは気をつけなければなりません。食べられるものを見つからない時には、店員に説明して、何かを勧めてもらいます。ふつうの人にこれを言うと、きまって「はぁぁ?!何を食べているの?!」と戻ってきます。

考えてみれば、たしかに大変です。でも、僕は子供の時からずっとこんな体質です。あの時はもっと大変で、両親は牛肉さえ食べさせてくれませんでした。いまはもう慣れてきて、対応も分かっています。それに加えて、最近は代わりになる食べ物が多く出ていますから、そんなに困りません。

ViewAttachment (3)写真に出ているのは、アレルギーの食べ物の代わりのものです。僕はこんな食べ物を大人になるまで知りませんでした。これを見つけて、とてもうれしくなりました。ちょっと不思議ですが、僕にとってだめだったものが食べられるようになった感じは、例えて言えば、車の運転を覚えるようになったのに似ています。この写真は、牛乳がはいっていないマーガリンです。普通のアイスクリームやマルジャリーンを食べたことがないから、ほんものとの味の違いはよく分りません。でも、弟は「変な味がない」と言っています。

食べられないものの代わりがさらにあります。例えば「オレオ」というクッキーがあります。ちょっとおかしいですが、オレオのクリームフィリングには牛乳がぜんぜんはいっていません。

たくさんのアレルギーを持っている僕ですが、生活がよくないと言うわけではありません。食べられないものより食べられるものが多く、そして体にいい物をたくさん食べています。

再生可能エネルギー

ボ2-

皆さん、こんにちは。私はボ2ーです。専攻は日本語ですが、科学技術にもとても興味を持っています。すこし前、スペイン語のクラスで風力発電についてのレポートを書いたので、再生可能エネルギーのことを少し習いました。近年、枯渇性資源は注目を集め、世界中で議論される課題の一つになりました。例えば、化石燃料を使えば、残ったものには人体に有害な物質があり、さらに一部の物質は環境を破壊します。私たちはこの唯一の地球を守るために、エネルギーのことをよく知っておくのは大切だと思います。だから、このテーマに関して面白いことを皆さんに伝えたいです。

image3再生可能エネルギーのことをニュースで見たり、本で読んだりしたことがあるかもしれません。でも、いったいどんなものが再生可能エネルギーでしょうか。ウィキペディアによると、永続的に利用できて、自然の力で補充されるエネルギーとして、太陽エネルギー、水力発電、風力発電、潮力発電、波力発電、海流発電、地熱発電、バイオ燃料、バイオマス、それに地中熱です。その中で、一番使用されているのは太陽エネルギー、風力、水力、バイオマスと地熱発電です。

再生可能エネルギーは環境に優しいのに、どうして今でもあいかわらず枯渇性資源がよく使われているのでしょうか。技術が新しい、そして対応の機械を取り換えるにはコストが高いというのが、その主な理由でしょう。それに自然の力を使うエネルギーは安いですが、安定性は低いです。安定したエネルギー源を求めることは、今の科学研究の最優先課題です。

今週からの十二週間、私は十種の再生可能エネルギーについて、その特徴、長所と短所を紹介します。どうぞ楽しみにしてください。

インカの宝箱

発見ガール

私は、じゃがいもを食べるのが大好きです!

料理をする時もじゃがいもを使う事が多いです。しかしながら、世界中の多くのじゃがいもがペルーから来ている事は知りませんでした。実は、去年だけでペルーから450万トンのじゃがいもが世界中に輸出されています。

元々、じゃがいもは南アメリカで生まれ、広がった野菜だと言われています。しかし、じゃがいもは野菜ではなく、地下茎であり炭水化物なのです。

また、インカの人々は、じゃがいもを主要食材としてだけではなく、他にもたくさん使い道を持っていました。例えば、骨折した時には、じゃがいものスライスを傷口に置き、回復を手伝うために使っていました。その他にも、じゃがいもは色々な病気を治すために多くの薬に含まれていたと言われています。

現在、ペルーには4,000種類以上のじゃがいもがあり、それぞれ色や味、形や硬さが違います。ペルー料理はじゃがいもを多く使いますが、種類によって味と印象が大きく変わってきます。

image1一番多く使われるじゃがいもは白いじゃがいもと黄色いじゃがいもです。黒いじゃがいもも多く使われますが、皮をむくと普通の黄色いじゃがいもと変わりません。ちょっと変わった種類の中には、紫や赤いじゃがいもがあります。これらは色が鮮やかなので、ポテトチップスとして使われるのが定番です。

今、日本でもペルーのじゃがいもが大人気です。「インカの目覚め」と言うじゃがいもが特に有名です。ペルーではこのじゃがいもを「Papa Peruanita」と言い、ペルーの代表料理に多く使われています。

ペルーに行った際にはぜひ、色んな種類のじゃがいものを試してみて下さい。

ラッコちゃん

朝シン

こんにちは、朝シンです。

この世界には、いろんな動物が住んでいます。理科の勉強をしていた私は、動物のことにすごく興味を持っています。動物が好きで、面白い情報をたくさん集めています。それを皆さんと分かちあいたいから、このブログで小さな「動物ショー」を披露したいと思います。

最初に登場してもらうのは、アサリを自分の腹の上で叩き割って食べることで有名な、可愛らしいラッコです。ラッコはすごく愛らしい動物だから今週のタイトルは「ラッコちゃん」。

ViewAttachment右の写真を見てください。すごく愛らしいでしょう。しかし、ラッコはじつはとても変わった動物です。その理由は、獲物の捕り方や生殖行動にあります。海で暮らす哺乳類のほとんどは、口と牙を使って食べ物を捕えるのですが、ラッコは主に前足を使います。ラッコは石を動かしたり、カタツムリを集めたりして、魚を捕まえます。さらに、ラッコは後足の近くにポケットのようなものを持っています。海底で捕った獲物をそこに入れて、水面に上ってきてゆっくり食べます。最初はあまり気にしませんでしたが、よく考えてみると、ちょっと信じられませんでした。

ラッコの生活は、簡単に言えば食べることと、毛づくろいをすることです。ラッコにとって、毛皮をきれいにすることはすごく大事で、きちんとしなければ、凍死する危険さえあります。食べものの量も驚くばかりで、一日に自分の体重の四分の一ぐらいになります。60キロの大人が16キロのハンバーガーを食べてしまうという計算になります。

ラッコと言えば、二匹のそれが仲良く手を繋いでいることを思い浮かぶことでしょう。しかし、そのような愛らしい様子に騙されてはいけません。ラッコの生殖行動は本当に恐ろしいです。オスのラッコはメスが見つからない場合、若いアザラシなどラッコに似ているものと交尾してしまいます。オスラッコの交尾活動は激しすぎなんですから、それでメスが死んでしまうことさえあります。オスのラッコは交尾時期に恐ろしい生き物ですが、でもそれ以外にすごく可愛いです。

今回の動物ショーはここまでです。ラッコのことをもっと知りたいなら、このリンクをクリックして「手つなぎラッコ」をご覧ください。

冒険の始まり

カルマン

12歳の時から、私は日本に興味を持ち始めました。中学校の間、あまり時間がなく、日本について勉強することができませんでしたが、高校生になってから日本語を学ぶことにしました。本屋で買った辞書を買い、勉強してみました。漢字を覚えることが好きでしたが、そのうち、大切なものを見逃したことに気づきました。日本語の大切な一部分であるひらがなでした。それの書き方や発音を覚えてみると、漢字も非常に覚えやすくなりました。

ViewAttachment (2)2008年の夏、高校を卒業し、一人で日本に行きました。私の家族には、日本のように遠い外国に行った人は一人もおらず、非常にユニークな経験でした。あの時、日本語をほとんど知りませんでしたが、それでもなんとか対応できました。私は、日本語の本を買い求め、少しずつ読んでみました。その中の一冊は「ハリーポッター」でした。自分がよく知っている内容だと、日本語で読んで読解できました。その時から、日本語を流暢に読めるように毎日努力を続けました。今、あの時のことを思い出しますと、自分の読書能力がかなり上達したと感じています。

最初の東京は、英語を話せるツアーガイドに頼まなければなりませんでした。東京のような所では、観光客が一人でいると、すぐ道を迷ってしまいます。しかし大阪に行った時、手に持った地図だけで大阪城やユニバーサルスタジオジャポンを見つけることができました。非常に自信になりました。

2008年から今まで、私はお金を節約して年に一回必ず日本に行きました。これらの旅行の経験は、非常に大切です。さらに専修大学で一ヶ月の留学に参加し、奨学金をもらって創価大学で一年間勉強することができました。非常に幸せです。私は日本の多くの場所を尋ね、毎年の旅行は私に日本の文化、言葉、それに日本の精神についてたくさん教えてくれました。私の日本語能力が少しずつ上達し、一人の人間として成長しました。去年、創価大学の授業を取っていた間には、両親が私に日本語で考えられるかと聞きました。時々そうだったのだと気づいて、びっくりしました。

読書で視野拡大

エドです
 
初めて日本語を勉強しようと決めた時、こんなにもたくさんの知識や新しい経験に出会い、自分でも分かるように成長できたとは思ってもいなかった。私が想像していた言語習得とは、ただ覚えた単語を日本人に向かって適当に発射し、その変な言い方を理解してもらったり、あるいは笑わせたりするというぐらいのことだった。勉強する理由はただ、それは人を笑わせるという単純なものだった。それに、日本語力にはあまり期待せず、日常会話くらい話せたらいいと思っていた。しかしながら、勉強し始めてから4年経った今は、なんとなくかなりのレベルに上がってきた。
 
会話力はともかく、一番上達したのは読める漢字の数である。今まで読むことに力を入れて、話すことを取りあえずおいてきたのだが、今振り返ってみるとそうしてよかったなと思う。なぜかというと、読める漢字を増やすことで、日本の文章に触れることができたからである。つまり、日本の本を楽しめるようになったのだ。
 
11001772_406129616215424_4600994188686102375_n日本の本を読むことは、私の一つの楽しみであり、英語だけでは得られない大事な情報源である。例えばこの夏、日本人が書いた心理学の本を読んでみた。以前にも心理学の本を読んだことはあるのだが、日本人が書いたものを読むと、これまでとはまた違う視点から物事を捉えることができるし、ものごとを考える視野を広げることができる。また、カナダで育った私は日本人である筆者の立場になって考えることができて、二つの文化のありかたとその違いを実感できた。
 
それに、英語に翻訳された本よりも、元々の言葉で原作を読んだほうがその本の本質をつかめられるのではないかと私は思う。