2019年2月14日木曜日

民間伝承から映画へ

プレート

今週は、宮崎駿以外の人が書いたジブリ映画を取りあげます。今週調べた映画は、スタジオジブリの3人目の創設者である高畑勲が脚本、監督したり「平成狸合戦ぽんぽこ」です。この映画の英語版タイトルは「Pom Poko」です。これは、日本の民間伝承で狸が使っているドラミングサウンドからのものです。

「平成狸合戦ぽんぽこ」について話す前、狸とは何かを説明したいと思います。日本では、「狸」はラクーンドッグの亜種で、イヌ科の生物学的ファミリーの一員です。アライグマやアナグマに外観は似ていますが、それらとは同じではありません。日本の民間伝承では、「化け狸」は妖怪のタイプです。化け狸は悪戯の妖怪、そして姿を変える能力を持っています。ポップカルチャにおけるタヌキの一例は、スーパーマリオの「タヌキハット」です。狸についてもっと知りたい場合で、ここにリンクがあります。

1994年に、「平成狸合戦ぽんぽこ」がリリースされました。2005年にリリースされた英語版の「Pom Poko」では、狸は「ラクーンドッグ」の代わりに「ラクーン」と呼んでいます。今週、「平成狸合戦ぽんぽこ」に入った日本の狸の童謡を調べましょう。

映画のオープニングでは、狸についての子供たちの歌が歌われています。日本語と英語版の歌詞はこちらです。

日本語版の歌
狸さん狸さん遊ぼじゃないか
今ご飯の真っ最中
御数は何?
梅干し高餬
一切れ頂戴
あら、あんたちょっと合喰きね

たぬきさんたぬきさん、あそぼうじゃないか
いまごはんのまっさいちゅう
おかずはなに
うめぼしこうこ
ひときれちょうだい
あら、あんた、ちょっとがっつきね

英語版のビデオはインターネットで見つりませんでしたので、手元のDVDから歌詞を書き出します。

Mr. Raccoon, Mr. Raccoon, can’t you play with me somehow?
No, I can’t; I’m eating dinner now.
What’s for dinner? I want some.
I am eating pickled plums.
Can I have a little crumb?
Don’t be such a greedy bum. Get your own!

「真っ最中」は「夕食を食べている最中」の感じで、英語版の翻訳は「No, I can’t; I’m eating dinner now.」です。英語歌詞は歌のリズムは同じですが、翻訳は違います。次のラインは「御数は何?」です。「御数」(おかず)は食事のside dishです。その代わり、英語版委は「おかず」から「dinner」へ翻訳した。「梅干し高餬」は理解するのが難しい歌詞です。もし私はそれを英語に翻訳すれば、私はそれを「pickled plums and pricey soup」。でも、「pickled plums」だけの簡単な翻訳がいいと思います。「一切れ頂戴 」の「頂戴」は敬語の感じを表している。最後の歌詞はちょっと面白いと思います。「あら」は「Oh!」のような女性の感嘆詞です。「あんた」は「あなた」のカジュアル形で、「がっつき」はオノマトペ「ガツガツ」からの表現で「greedily」とか「ravenous」とか「hungrily」を意味します。この最後の歌詞の私の翻訳はおそらく「Oh, aren’t you a little greedy!」でしょう。

「勝常寺の狸林」という歌は、江戸時代から狸の太鼓や踊りについての歌もあります。聞きたいなら、ここに二つのリンクがあります。(リンク1リンク2

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