2019年2月14日木曜日

無駄な浪費を避けましょう!

ライン

再度のご来園ありがとうございます。今週も工場ランドにようこそ。お正月が過ぎ、二月に突入したところで、恵方巻きについてすこし話したいと思います。

まずは歴史から。恵方巻きという呼び方は後付けであって、1989年に広島県にあるコンビニが近畿地方の節分の日に食べる太巻き寿司に対し命名したものです。元々はただの願いを叶えるための大阪発祥の節分の縁起物と言われますが、今では商売繁盛や家内安全などの意味が込められるようになりました。恵方巻きが全国に普及するまでほぼ二百年かかりました。さて、今回話したい内容はその作り方ではなく、恵方巻きの過剰生産から発する問題に注目したいと思います。工場ランドにも廃棄された恵方巻きの処理で手いっぱいです。

結果から言うと、廃棄された食べ物のほとんどが豚の餌としてリサイクルされますが、日本の農林水産省のデータによりますと、お正月が終わる直後、リサイクル工場に入る米飯の量は通常稼働時の2倍だと示されていて、以前と大差がないと報道されています。例年問題になる恵方巻きの大量廃棄問題に対する様々な対応方法、主に恵方巻の予約販売などが考えられましたが、店舗に受け入れられませんでした。しかし、店舗がそんなに恵方巻を売りたがっている理由とは何かという根本的なことを解決しないかぎり、今の状況は続く一方です。店舗側から見ると、節分は年末年始の商戦に続く一大イベントです。量が足りなかったり、種類が揃わなかったりするなどのミスは許されません。ですので、チャンスロスを防ぐためにむしろ大量に作ってしまおうと考えるのかもしれません。

無駄な浪費をなくすため、家庭で作ることも解決法のひとつでしょう。ですので、恵方巻のレシピのリンクをここに載せます。挑戦したい方は、自分好みの味をアレンジして、作ってみてくださいね。

では、また来週にお会いしましょう。

2 件のコメント:

  1. 食べ物ロスは日本に限らず国際の問題だと思います。恵方巻は足りなかったら、許されないと言っていましたが、文化の習慣を守るの方が無駄を省くより大事だと思いますか。

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  2. よっしゃ〜花金だ〜。今夜の自家製梅酒が待ち遠しい。

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