2014年2月27日木曜日

建築と人間の健康

ダスティン・パスター

みなさんはあまり壁の設計や建て方について考えたことがないかもしれません。建築家は家、学校、会社などを設計をする時、どんな事を考慮しなければならないのでしょうか。じつは、建物の中にいる人間の健康のことがまず第一です。小さな間違いでもしたら、建物の壁が問題を起こし、中の人に悪い具合をもたらします。建築について習うほど、建築家になることが怖くなります。そのような間違いはいろいろとあります。

壁のことを考えてみよう。問題のある壁には、湿気の壁と熱の壁があります。どちらも健康によくありません。湿気の壁では、湿気と蒸気が壁を通して建物に入ったり出たりすることはできません。湿気は壁の中に留まり、かびが生えます。かびは人間の健康にとても悪いです。何千ドルもかけて修理しなくちゃいけません。小さな間違いから建物全体が壊れます。

熱の壁も問題です。壁の外側に断熱材をしっかり取り付けなければいけません。建物の中が暖かさを保てて、暖房にかける費用を減らせるだけではありません。人間の健康にも関係があります。断熱材がなかったら、建物の中でかびが生えます。本当にすこしでも間違いがあったら、すぐかびが生えてくるのだから、建築家はたいへんです。かびと建築家には関係がないとばかり思いましたが、そうではなかったのです。暖かい空気は冷たい空気より湿気を吸い込みます。だから、暖かい空気は冷たい壁にぶつかると冷たくなり、壁に水滴ができます。そして、それが理由でかびが生えます。断熱材がなかったら、かびで健康が悪くなります。

image011どうやってこのような間違いに気づくことができるのでしょうか。それは目に見える染みです。天井に染みがあったら、屋根が雨漏りしているかもしれません。染みは人間にとっての咳みたいなもので、病気の兆候です。壁の病気には色々な兆候があります。煉瓦の壁に塩の染みが出たり、壁の室内側に埃のスポットが現われたりします。熱の壁では、壁に霜が付きます。

みなさんも、まわりの壁を注意してもう一度見つめてください。

1 件のコメント:

  1. とても面白いと思う!建物の壁を建つ時、色々なことに気をつかわなくちゃいけないね。

    スモー

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